インデックス投資より配当金投資を選ぶ理由

私は、インデックス投資も、NISAの枠内ではキッチリ満額運用しています。

インデックスファンドの合理性を否定する趣旨は一切ありません!

ではなぜ?インデックス投資より高配当株投資を選ぶのか?

それは、インデックス投資では日々の生活が豊かになっている実感が湧かないからです。

この記事でわかること
  • 投資の種類とは?
  • インデックス投資について
  • 配当金投資について

二種類の運用方法

「資産拡大を重視する投資」と「プラスのキャッシュフロウを拡大する投資」の2つの主要なアプローチが存在します。

  1. 資産拡大を重視する投資:
    • 特徴: このアプローチでは、投資家は資産の価値の成長に焦点を当てます。将来的なキャピタルゲインや資産の価値の上昇を追求します。
    • 例: インデックス投資、コモディティ(商品市場)などが含まれます。長期的な視点で資産の価値を増やすことが期待されます。
  2. プラスのキャッシュフロウを拡大する投資:
    • 特徴: このアプローチでは、投資家は毎月や毎年のキャッシュフローを最大化し、安定した現金収入を追求します。将来のキャピタルゲインよりも、定期的な収入を重視します。
    • 例: 株式の配当収入、 不動産の賃貸収入、債券のクーポン利回りなどが含まれます。安定した収入を確保することが期待されます。

インデックス投資とは

投資の本質

インデックス投資は、資産総額の拡大を目指す投資戦略です。しかし、その成果は毎年一定の成長ではなく、市場の波に左右されるものです。

利回りの解釈

利回りが6〜7%と言われても、これは長期的な統計的な傾向に基づくものであり、毎年確実に6〜7%の成長が期待できるわけではありません。市場は上下に動き、好調な年もあれば不調な年もあります。

資産の成長パターン

インデックス投資は、ジグザグに右肩上がりに成長していく傾向があります。時には25%上がる年もあれば、25%下がる年もあるという変動があります。

老後を見据えた投資

インデックス投資が目指すのは、老後を見据えた長期的な資産の合理的な拡大です。これは長い期間をかけて資産を着実に増やしていく投資戦略です。

日常生活との関係

しかし、投資の成果は日常生活に直結するものではありません。資産総額が増えても、それが現金として手元に入るわけではありません。

積み立ての特性

インデックスファンドに年間100万円の積立を20年行う場合、毎年赤字になることがあります。この赤字は株を買うための支出であり、最終年に解約することで初めて利益が計上されることがあります。

取り崩しの難しさ

資産を取り崩すタイミングを見極めることは難しく、失敗すればパフォーマンスの低下につながります。心理的なストレスや取り崩し中に大暴落が起きるリスクも考慮する必要があります。

長生きリスク

最後までどれだけお金を使って良いか分からないという不安があり、長生きリスクとの向き合い方が求められます。

配当金投資とは

特徴

キャッシュフローの拡大: 配当金投資は、企業の利益の一部が株主に分配され、これが配当金として支払われる仕組みです。このため、投資家は企業の成功に連動して定期的な収入を得ることができます。これは定期預金や債券などの金利とは異なり、企業の健全性と成長に基づいた収益の分配です。

メリット

  • 資産形成中の実感: 配当金投資では、毎年の配当金が投資家に支払われるため、資産が成長している実感を得やすいです。これが投資家にとって生活の安定感と将来の不安緩和に繋がります。
  • 減配リスクの低減: 適切な企業選定により、減配リスクを低減できます。企業の財務健全性や成長性を評価し、持続可能な配当の期待ができる銘柄を選ぶことが重要です。
  • 元本の取り崩し不要: 配当金が定期的に支払われるため、元本を取り崩す必要が少ないです。これにより、資産を保有しつつ安定した現金フローを確保できます。

注意点

  • 企業と銘柄の選び方が大事: 適切な銘柄を選ぶことが成功の鍵です。企業の業績や将来の見通し、業界のトレンドなどを分析し、配当の持続性を確認することが求められます。

資産総額の拡大

具体例:

  • 配当金投資では、企業が成功し、利益が上がるとその一部が株主に還元されます。これが配当金となり、毎年の収入となります。同時に、企業の評価が上がり株価が上昇すると、投資家が保有する株式の価値も増加します。この二重の利益により、資産全体の総額が拡大します。

配当金投資については、こちらの記事が参考になると思いますよ!

まとめ

なぜ配当金投資を選ぶのか?

日々の収入確保: 配当金投資は、企業からの定期的な配当金が得られるため、日々の生活に安定感をもたらします。インデックス投資では価格変動が主な収益源であるため、配当金がなくても生活が成り立ちませんが、配当金投資は収入が安定しています。

資産形成中の実感: 配当金投資では、資産形成の過程で毎年のお金が増えていく実感があります。これにより、資産の成長を実際に感じながら、将来の不安を和らげることができます。

減配リスクの低減: 選び抜かれた安定した企業に投資することで、減配リスクを低減できます。一度資産が形成されれば、減配のリスクが低いため、将来の安定感が増します。

元本の取り崩し不要: 配当金が定期的に支払われるため、元本を取り崩す必要が少ないです。これにより、資産を保有しつつ安定した現金フローを確保できます。

配当再投資の利点: 配当金を再投資することで、複利の力を活かすことができます。再投資により保有株式数が増加し、将来的な配当収入も拡大します。

将来のキャッシュフロー確保: 配当金がある程度の水準で確保されていれば、将来の生活においても安定したキャッシュフローを期待できます。これはリタイアメントや老後に向けた資産戦略に適しています。

総じて、日々の収入を重視し、資産形成と生活の安定を同時に実現したい場合には、配当金投資が選択されることがあります。

以上『インデックス投資より配当金投資を選ぶ理由』でした。

知識ほどの武器は有りません。

これからもコツコツと勉強して明るい未来を切り開いて行きましょう!

行動した人のみが豊かになれる時代です。

皆さんもすぐ行動に移してみて下さい!

最後までありがとうございました!

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