投資を始めたばかりの人に、今とても人気なのが 「VYM」 というETFです。
VYMは「インデックス投資」と「高配当投資」の両方のメリットを兼ね備えた商品で、初心者から上級者まで注目されています。

インデックス投資と高配当投資、どっちを選べばいいの?

その“いいとこ取り”ができるのがVYMなんだよ!
インデックス投資と高配当投資の基礎
インデックス投資とは?
株価指数(S&P500など)に連動する投資。
「市場全体を買う」イメージで、長期的に右肩上がりになりやすい。
メリット
- 買うのが簡単
(タイミングを考えず定期積立でOK) - 分散投資されていて安心感がある
- 長期で株価が成長しやすい
デメリット
- 売るのが難しい
(老後など取り崩すときに株価が下がっていると心理的にツラい) - 配当がないため現金収入は売却しないとない
高配当投資とは?
配当を多く出す株に投資して、安定的に「現金収入」を得る方法。
メリット
- 定期的に配当金が入るので、切り崩さなくても現金収入が得られる
- 売らない前提で持てるため、精神的にラク
- 配当を再投資すると複利効果が働く
デメリット
- 買い時を見極めるのが難しい
(株価が割高だと利回りが低くなる) - 株価の成長性はインデックス投資に劣ることが多い
- 減配リスク
(業績が悪化すると配当が減る可能性あり)
まとめると…
- インデックス投資
→ 株価の成長を狙う - 高配当投資
→ 安定した配当収入を狙う

インデックスは買うのは簡単だけど、出口が難しいんですね

そう。逆に高配当は“買い時”が難しいけど、一度持ったら売却に悩みにくいんだ
そして、この両方のメリットを兼ね備えたのが VYM なのです。
VYMが初心者に人気な理由
1. 米国大型株に分散投資できる
VYMは米国の大企業約400社に投資しているETFです。
1社の株だけを持つよりも、リスクを分散できるので初心者でも安心。

もし1社の株が下がったらどうなるの?

他の株でカバーされるから、大きな損失になりにくいんだ
2. 株価も右肩上がり

VYMはインデックス投資の要素があるため、長期的には株価も成長しています。
“配当がもらえるインデックス投資”という感覚で保有できるのが強みです。
3. 安定した配当
配当利回りはおよそ 3%前後。
銀行預金の利息(0.001%など)と比べれば圧倒的に高く、安定収入を得られます。

毎年、配当金って必ず出るんですか?

景気に左右されるけど、VYMは過去長く配当を出し続けているんだよ
4. 信託報酬が安い
VYMの運用コスト(信託報酬)は 年0.06% と超低水準。
長期投資ではコストの差が大きく効くため、低コストは大きなメリットです。
5. ドルコスト平均法と相性が良い
普通の高配当株は「株価が下がったときに買い増す」のが王道ですが、
VYMはインデックスのようなETFなので 毎月コツコツ積み立て(ドルコスト平均法) と相性が良いです。

買い時を見極めなくてもいいんですか?

そう、VYMは“買い時を気にせず積み立て”でOKなんだ
VYMの買い方(実践編)
1. 証券口座を開設する
VYMは日本のネット証券から購入できます。
なかでも DMM株 は初心者に人気の口座です。
- 口座開設・維持費は無料
- 取引ツールがシンプルで使いやすい
- スマホアプリで完結できる

VYMはどこで買えばいいんですか?

DMM株なら、手数料無料で米国株を取引できるから安心だよ!
➡️ DMM株の口座開設方法はこちらの記事で詳しく解説しています!
2. NISAを活用する
DMM株は 新NISA(成長投資枠) に対応しています。
NISA口座を使ってVYMを買えば、日本の課税(20.315%)が免除され、米国の源泉徴収10%だけで済みます。


NISAを使えば配当も全部もらえるんですか?


日本の税金はゼロになるけど、アメリカの10%分は差し引かれるんだよ
3. ドルコスト平均法で積み立てる
DMM株では、VYMを毎月コツコツ買い付ける「積立投資」設定が可能です。
- 毎月一定額を自動で買う仕組み
- 株価が高いときも安いときも同じ額で買う
→ 平均購入価格をならせる - 相場に惑わされず長期で安定的に投資できる


買い時を見極めるのって難しそう…


大丈夫!VYMは“買い時を気にせずコツコツ積み立て”が正解なんだ
VYMの注意点・デメリット
1. 為替リスクがある
VYMは米国ETFなので、ドル建てで取引されます。
円高・円安の影響で、配当金や売却益が変動してしまいます。


せっかく株価が上がっても損することがあるんですか?


そう。円高になると日本円に換算したときに配当や株価が目減りすることがあるんだ。でも逆に円安のときはプラスに働いて、受け取る配当や資産額が増えることもあるよ
2. 配当は安定しているが爆発力は弱い
VYMは安定した配当を出す一方で、ハイテク株のような急成長は期待できません。
「安定収入を重視する人向け」であり、短期で大きな利益を狙う商品ではありません。
3. 米国課税10%は避けられない
新NISAを使えば日本での課税(20.315%)はゼロになりますが、米国での源泉徴収10%は必ず差し引かれます。
完全に非課税にはならない点は覚えておきましょう。


じゃあVYMは完璧な投資先じゃないんですね?


そうだね。メリットも多いけど、リスクや制約もある。だからこそ“長期で安定的に積み立てる”という使い方が大切なんだよ
まとめ
VYMは、インデックス投資の「株価成長」と高配当投資の「安定収入」を兼ね備えたETFです。
- 米国の大型株に分散投資できる
- 長期で株価は右肩上がり
- 配当利回りは3%前後と安定
- 信託報酬が低く、長期投資向き
- NISAを使えば日本の課税ゼロ
(米国課税10%のみ) - ドルコスト平均法でコツコツ積み立てしやすい


結局、どんな人におすすめですか?


長期でコツコツ資産を増やしたい初心者にピッタリだよ!配当をもらいながら株価の成長も期待できるから、“いいとこ取り”したい人におすすめなんだ
✅ 結論
VYMは“株価の成長+安定配当”を同時に得られる、初心者に最適な投資先。
まずはDMM株で口座を開設して、NISAで積み立てを始めましょう!
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