ロードバイクを始めたいけど、どのモデルを選べばいいのか迷っていませんか?この記事では、2024年におすすめのエントリーモデルを5つ厳選してご紹介します。
これらのモデルは、初心者が快適にライディングを楽しめるよう設計されており、コストパフォーマンスも抜群です。
それぞれの長所と短所も含めて解説しますので、あなたにぴったりの一台を見つける手助けとなるでしょう。
購入ガイド:エントリーモデルの選び方のポイント
1. フレーム素材
初心者にはアルミフレームが最適です。軽くて耐久性があり、値段も手頃です。一方、カーボンフレームはさらに軽く振動を吸収するため、快適な乗り心地を提供しますが、価格が高くなります。
2. ギアの種類
ロードバイクのギアには前と後ろがありますが、初心者には「フロント2枚、リア8~11枚」の組み合わせが一般的です。これは上り坂も楽に走れ、平坦な道でもスムーズに走行できます。
3. ブレーキのタイプ
リムブレーキとディスクブレーキがあります。リムブレーキは軽くてメンテナンスが簡単ですが、雨の日には性能が落ちることがあります。一方、ディスクブレーキは天候に関係なく高い制動力を発揮し、安全性が高いです。
初心者は、フレーム素材はアルミ、ギアの種類はコンパクトなもので、ブレーキはどちらも好みに合わせて選ぶと良いでしょう。これらのポイントを参考に、自分に合ったロードバイクを見つけましょう。
おすすめエントリーモデル5選
- Giant Contend SL 1
- Trek Émonda ALR 4
- Specialized Allez Sport
- Cannondale CAAD Optimo 4
- Marin Gestalt 2
Giant Contend SL 1
長所
軽量で高剛性なフレーム
ALUXX SL-Gradeアルミニウムフレームは、軽量でありながら耐久性も高く、初心者にとって扱いやすい設計です。
快適性
D-Fuseシートポストとカーボンフォークが振動を吸収し、長時間のライドでも疲れにくい。
高品質コンポーネント
Shimano 105グループセットを採用し、信頼性の高い変速とブレーキングが可能です。
短所
高速走行時のパフォーマンス
このバイクはエンデュランス志向で設計されているため、レース志向のバイクに比べて高速走行時のエアロダイナミクスや反応性がやや劣ると感じるライダーもいます。特に35km/h以上のスピードを維持する際には、やや力が必要になると報告されています
総評:Giant Contend SL 1
Giant Contend SL 1は、初心者にとって理想的なロードバイクです。その理由は、優れた快適性と高い性能のバランスにあります。
アルミフレームで軽量かつ頑丈で、カーボンフォークが振動を吸収し、長時間のライドでも疲れにくいのが特徴です。さらに、ギア比が広いため、平坦な道から坂道まで幅広く対応可能です。初心者にとって操作がしやすく、乗り心地も快適な一台です。
価格:¥165,000
重量:9.0kg
Trek Émonda ALR 4
長所
軽量アルミフレーム
Ultralight 300 Series Alphaアルミニウムフレームは、優れた剛性と軽さを両立しています。
ディスクブレーキ搭載
悪天候時や急な下り坂でも確実なブレーキングが可能です。
俊敏なハンドリング
エモンダの伝統的な特長である優れたハンドリングが、初心者にも扱いやすいと評価されています。
短所
コストパフォーマンス
他のエントリーモデルと比べると、価格がやや高めです。同じ価格帯でカーボンフレームを搭載したモデルが手に入る場合があり、アルミフレームでこの価格だとコスパが劣ると感じるライダーもいるかもしれません。
総評:Trek Émonda ALR 4
Trek Émonda ALR 4は、軽量で高い性能を追求する初心者にとって非常に適したロードバイクです。アルミフレームを使用しているため、エントリーモデルでありながら非常に軽量で、登り坂でも優れた走行性を発揮します。また、剛性が高く、力を効率的に伝えられるため、スピードを重視するライダーにもおすすめです。
さらに、このモデルはディスクブレーキを採用しており、特に雨天や急なブレーキが必要な状況でも安定した制動力を提供します。これにより、初心者でも安心してライドを楽しめる信頼性が確保されています。
快適なライドをサポートするカーボンフォークが振動を吸収し、長時間のライドでも疲労を軽減します。初心者向けに適した価格と性能のバランスが取れており、トレーニングやツーリングなど、さまざまなシチュエーションに対応できる万能な一台です。
このバイクは、軽量さと信頼性の高いディスクブレーキの組み合わせが特徴で、初心者がスムーズにロードバイクを楽しむための理想的な選択肢となっています。
価格:¥218,9000
重量:9.1 kg
Specialized Allez Sport
長所
優れたハンドリング
Specialized Allez Sportは、エントリーモデルながらも、プロフェッショナルなバイクに匹敵するハンドリング性能を誇ります。
グラベル対応
幅広いタイヤクリアランスを持ち、舗装路だけでなく軽いグラベルライドも楽しめます。
アップグレードの余地
シンプルな設計ながら、今後のカスタマイズやアップグレードがしやすい点も魅力です。
短所
コンポーネントのスペック
Shimano Tiagraは信頼性が高いものの、競合の同価格帯のバイクでは105やそれ以上のグレードが使用されていることが多く、Tiagraは10速であるため、最新の12速モデルと比較するとギア数が少ないと感じる人もいます 。
タイヤのクオリティ
標準のRoadsportタイヤは耐久性は高いものの、重く、ライドが少し鈍く感じられることがあります。このため、アップグレードが推奨される部分です
総評:Specialized Allez Sport
Specialized Allez Sportは、初心者に最適なロードバイクで、コストパフォーマンスが非常に高いモデルです。
アルミフレームの頑丈さと軽さを両立しており、カーボンフォークが振動を吸収して長時間のライドでも快適な乗り心地を提供します。
また、Shimanoの信頼性の高いコンポーネントを搭載しており、シフトチェンジがスムーズでメンテナンスも容易です。エントリーモデルとして十分な性能を持ちながら、アップグレード可能な設計のため、長期間にわたって使用することができます。
価格:¥202,400
重量:9.04kg
Cannondale CAAD Optimo 4
長所
高剛性フレーム
SmartForm C2 Alloyアルミニウムフレームは、ペダルにかける力を無駄なく推進力に変える剛性を持っています。
本格的なレーシングジオメトリー
エントリーレベルながら、レーシングジオメトリーを採用しており、高速走行時の安定性が抜群です。
グループセットの信頼性
Shimano Clarisグループセットが採用されており、スムーズで正確な変速が可能です。
短所
重量
重量は約10.8kgであり、同価格帯の他のエントリーモデルよりもやや重いです。これにより、特に登り坂では加速が鈍く感じることがあります
コンポーネントのスペック
Shimano Claris 8速コンポーネントは入門向けで十分ですが、同価格帯の他社モデルではより高いグレードのコンポーネントが使用されていることもあります。特に8速だと、ギアの選択肢が少なく、急勾配や高スピードでの走行時に物足りなさを感じることがあるかもしれません
ホイールとタイヤ
標準装備のホイールとタイヤがやや重く、乗り心地がやや硬いと感じることがあります。特に、タイヤが重く、アップグレードすることで大幅に走行性能が改善することが期待されます
総評:Cannondale CAAD Optimo 4
Cannondale CAAD Optimo 4は、高速走行やスポーツ走行を楽しみたい初心者に非常におすすめのバイクです。アルミフレームの軽量性と剛性により、効率よく加速でき、特にスピードを求めるライダーに最適です。さらに、ハンドリングの安定感があり、長距離ライドでも快適です。
また、Shimano Clarisの8速コンポーネントを搭載しており、シンプルかつ使いやすいシフトシステムを提供しています。初心者にも十分なパフォーマンスを発揮し、メンテナンスも比較的容易です。このため、コストパフォーマンスに優れ、初めてロードバイクを購入するライダーにとって安心の選択肢です。
バイク全体がスムーズな走行とスピード感を重視して設計されているため、初めてのスポーツ走行を楽しみたいライダーには理想的な一台となります。
価格:¥121,000
重量:10.8 kg
Marin Gestalt 2
長所
グラベル対応
6061アルミニウムフレームと幅広いタイヤクリアランスにより、舗装路とオフロードの両方で優れた性能を発揮します。
耐久性が高い
丈夫なフレームと信頼性のあるコンポーネントにより、どんな地形でも安心してライドが楽しめます。
コンフォート設計
長距離ライドでも快適なジオメトリーとクッション性のあるシートが特徴です。
短所
価格
他のエントリーモデルと比べると、価格がやや高めです。
舗装路での速度性能が限られる
グラベル対応のため、舗装路でのトップスピードはやや制限される可能性があります。
コンポーネントのスペック
Shimano GRX 400は信頼性が高いものの、同価格帯の他モデルではより上位のコンポーネントが搭載されていることがあり、特にグラベルライドに慣れたライダーにとっては物足りなさを感じる場合があります
総評:Marin Gestalt 2
Marin Gestalt 2は、舗装道路での走行だけでなく、軽いオフロードも楽しめるバイクです。広いタイヤクリアランス(最大35mm)により、安定した走行が可能で、荒れた道でも快適です。
アルミフレームとカーボンフォークの組み合わせで軽量かつ振動吸収性が高く、初心者にも扱いやすいです。Shimano Sora 9速コンポーネントとディスクブレーキを搭載しており、信頼性の高い変速と制動力を提供します。
ロードとグラベルの両方を楽しみたい初心者に理想的なバイクです。
価格:¥239,000
重量:10kg
2024年エントリーモデルのロードバイク比較:価格、スペック、パフォーマンス
モデル名 | 価格 | フレーム素材 | ブレーキの種類 | タイヤクリアランス | ギアのレンジ | アップグレードの柔軟性 | メンテナンスの容易さ | ブランドの信頼性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Giant Contend SL 1 | ¥165,000 | アルミフレーム + カーボンフォーク | ディスクブレーキ | 最大32mm | Shimano 105, 2×12 | 高い(ホイール、ギア) | 比較的簡単 | 高い |
Trek Émonda ALR 4 | ¥218,900 | アルミフレーム + カーボンフォーク | ディスクブレーキ | 最大28mm | Shimano Tiagra, 2×10 | 高い(フレーム、コンポ) | やや難しい(ディスクブレーキ) | 非常に高い |
Specialized Allez Sport | ¥202,400 | アルミフレーム | リムブレーキ | 最大30mm | Shimano Sora, 2×9 | 高い(フレーム、ホイール) | 比較的簡単 | 高い |
Cannondale CAAD Optimo 4 | ¥121,000 | アルミフレーム | リムブレーキ | 最大28mm | Shimano Claris, 2×8 | 高い(ホイール、ギア) | 比較的簡単 | 高い |
Marin Gestalt 2 | ¥239,000 | アルミフレーム + カーボンフォーク | ディスクブレーキ | 最大35mm | Shimano GRX, 2×10 | 高い(フレーム、タイヤ) | やや難しい(グラベル対応) | 高い |
Q&Aセクション
Q1: ロードバイク初心者にはどのモデルが一番おすすめですか?
A: 初心者には、Giant Contend SL 1がおすすめです。軽量で快適な乗り心地を提供し、信頼性の高いShimano 105コンポーネントを搭載しているため、初心者でも安心して乗り始められます。
Q2: ロードバイクを選ぶ際、どの要素を重視すべきですか?
A: 初心者がロードバイクを選ぶ際には、軽量で扱いやすいフレーム、信頼性のあるコンポーネント、そして快適性を重視すると良いでしょう。例えば、Trek Émonda ALR 4のような軽量かつディスクブレーキを備えたモデルは、幅広い条件で安心して乗ることができます。
Q3: 2024年モデルで最もコスパの良いエントリーロードバイクはどれですか?
A: Specialized Allez Sportは、優れたハンドリングと快適性を持ちながら、価格も比較的手頃で、カスタマイズの余地もあるため、コスパの良い選択肢と言えます。
Q4: エントリーロードバイクを購入後、最初に行うべきカスタマイズは何ですか?
A: 初心者には、サドルやペダルの交換を検討することをおすすめします。特に、Cannondale CAAD Optimo 4のようなモデルでは、快適性を向上させるために自分に合ったサドルへの交換が効果的です。
Q5: グラベルライドにも対応できるエントリーモデルはどれですか?
A: Marin Gestalt 2は、舗装路とグラベルの両方に対応できる設計で、耐久性が高く、長距離ライドにも適しています。オールラウンドに活躍する一台を求める初心者に最適です。
まとめ
これらのエントリーモデルは、ロードバイク初心者が快適に、かつ長く楽しめるよう設計されています。
それぞれのバイクには異なる特徴と魅力がありますが、どれも初心者が安心してライドを始められる高品質なモデルです。あなたのライディングスタイルや予算に合わせて、最適な一台を見つけてください。
購入後のカスタマイズやメンテナンスも楽しみながら、ぜひロードバイクライフをスタートさせましょう!
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