毎月の生活費を配当金でまかなえたら?
カフェ代は“資産からの収入”で、旅行は配当でもらったお金で。
推し活のチケットだって、株がお金を生んでくれるから手に入る。
働いた給料だけに頼らずに、資産が自分の代わりに稼いでくれる。
そんなワクワクする未来を目指せるのが「高配当ETF投資」です。
でも初心者が最初に迷うのが、
「結局どのETFを選べばいいの?」というポイント。
そこで今回は、人気の VYM・HDV・SPYD を比較して、特徴やメリット・注意点をわかりやすく紹介します。
📊 高配当ETF 3選 (比較)
✅ VYM(バンガード米国高配当株ETF)
- 配当利回り:約2.5〜3%前後
- 特徴:米国の大型高配当株を広く分散
- メリット:株価成長+配当でトータルリターンに期待でき、長期で安心
- 注意点:配当“だけ”を見るとやや控えめ
✅ HDV(iシェアーズ米国高配当株ETF)
- 配当利回り:約3〜3.5%前後
- 特徴:財務が健全な企業を中心に組入れ
- メリット:景気悪化にも比較的強い守りの性質
- 注意点:配当額が変動しやすい
✅ SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当ETF)
- 配当利回り:約4〜5%前後
- 特徴:高配当銘柄を均等に組入れ
- メリット:利回りが高く、配当の実感が得やすい
- 注意点:株価の値動きが大きく減配しやすい
🔎 ETFごとの特徴をもう少し詳しく
✅ VYM(バンガード・米国高配当株ETF)
- 約400銘柄に分散投資
→ 銀行、ヘルスケア、日用品など幅広い業種をカバー。特定の企業や業界に依存しにくい。 - 配当+株価の成長がバランスよく狙える
→ 利回りは2.5〜3%前後と控えめだが、株価も安定的に伸びやすく“総合力”に優れる。 - 初心者に一番選ばれやすい「王道」
→ 分散度が高く、長期保有で安心感があり、最初の1本として選ばれることが多い。
✅ HDV(iシェアーズ・コア米国高配当株ETF)
- 財務健全な企業を中心に組入れ
→ モーニングスター社が「財務の強さ」で選別しているため、不況時も比較的安心。 - エネルギー株など景気に強い銘柄が多い
→ エクソンモービルやシェブロンなどが上位に入りやすく、資源価格が上がると強さを発揮。 - 守りを重視したい人に向いている
→ 利回りは3〜3.5%前後。増減はあるものの、安定性を重視したい人に人気。
✅ SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株ETF)
- 高配当銘柄を均等に組入れ
→ S&P500の高配当銘柄を約80銘柄に分散、1社あたりの比率が均等なのが特徴。 - 利回りが高めで配当額は魅力的
→ 利回りは4〜5%前後と3本柱の中ではトップクラス。少額投資でも「配当金が多い」と実感しやすい。 - その分、景気悪化の影響を受けやすい
→ 株価の値動きが大きく、不況時に含み損を抱えやすい。ただし長期で持ち続ければ“買い増しチャンス”にもなる。
💡 結局どれを選べばいいの?
- 安定してコツコツ積み上げたい
→ VYM 配当は控えめでも、株価の成長と組み合わせて総合力で堅実。 「長期で安心して持てる王道の1本」を選びたい人に最適。 - 守りを固めたい
→ HDV 財務健全な企業に絞られているので、不況でも比較的ブレにくい。 「大きく増えなくても安定重視で守りたい」タイプの人に向いている。 - 高配当を重視したい
→ SPYD 利回り4〜5%前後と、もらえる配当の多さは魅力。 ただし株価の値動きは大きめなので、短期の上下を気にせず長期で構える覚悟がある人向け。

初心者さん
結局どれから始めればいいの?

先生
迷ったらまずは VYM。配当も株価の成長もバランスが良くて、長期で安心して持てるETFだよ。
それに慣れてきたら、HDVやSPYDと組み合わせて分散するのもアリ。ETFごとに特徴が違うから、組み合わせればバランスが取りやすくなるよ
まとめ
- 高配当ETFの3本柱は「VYM・HDV・SPYD」
- VYMは安定感、HDVは守り、SPYDは高配当と、それぞれに強みと注意点がある
- 初心者はまず VYM から始めるのがおすすめ。慣れてきたらHDVやSPYDを組み合わせて分散するのもアリ
配当は年4回、3か月ごとに“お小遣い”のように振り込まれるから、投資を続けるモチベーションにもつながります。
最初の一歩を踏み出すなら、まずは王道のVYMから始めてみましょう。
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