「日本の高配当株って、結局“個別株”と“ETF”どっちが正解なの?」
最初に答えると、長期で資産を育てたいなら“個別株が正解”です。
理由はシンプルで
✅ 日本の高配当ETFは“中身がぐるぐる入れ替わる”
✅ 分配金が安定せず“収入設計”がむずかしい
✅ 個別株のほうが業績と配当の継続性を自分で選べる
こんな構造的な弱点があるから。

ETFのほうが分散できて安全なんじゃないの?

アメリカETFならそう。でも日本株の高配当ETFは仕組みが違うんだ。むしろ“育ちにくい”のが問題なんだよ。
- 日本高配当株のメリット・デメリット
- ETFが“微妙”と言われる本当の理由
- 配当が続く優良企業の見分け方
- 失敗しない買い方
- よくある落とし穴
ここまで一気に理解できるように、丁寧にまとめてみました。
そして最後には、
✅ 最新の「日本高配当ポートフォリオ|厳選5銘柄」を紹介します!
「何を買ったらいい?」と迷うことがなくなりますよ。
- ✅ 日本高配当株のメリット
- ✅ 日本高配当株のデメリット
- ✅ 日本の高配当ETFが“微妙な本当の理由”
- ③ アメリカETF(VYM・HDV・SPYD)ほど完成度が高くない
- ✅ 配当が続く企業の見分け方
- ② 自己資本比率40%以上(財務が強い)
- ③ 配当性向50%前後が理想
- まとめ:3つ見れば“優良高配当株”は簡単に選べる
✅ 日本高配当株のメリット
日本の高配当株が人気なのは、
「持っているだけでお金が増える」
という分かりやすい魅力があるから。
ここでは初心者が特に押さえるべき3つのメリットをまとめるよ。
① 毎年“配当金”という確実な収入が入る
高配当株の最大の魅力はこれ。
・株を持っているだけで
・年に1〜2回、現金が振り込まれる
まさに“第二の給料”。

ほんとに働かずにお金がもらえるの…?

もらえるよ。しかもNISAなら税金ゼロで丸ごと受け取れる。
具体例
・JT(長年の安定配当で有名)
・KDDI(10年以上連続で増配)
・三菱HCキャピタル(利回り高めで安定)
こういう“生活インフラ系”は配当が落ちにくいから安心。
② 株価が安定しやすく初心者でも続けやすい
高配当株は、成熟した大型企業が多い。
売上も利益も安定しているから…
✅ 株価の上下がゆるやか
✅ 急落しづらい
✅ 長期で持ちやすい
“メンタルが削られない”のも大きなメリット。
▼ 安定しやすいジャンルの例
・通信(KDDI、NTT)
・エネルギー(ENEOS)
・金融(三菱HCキャピタル)
・商社(双日など)
これらは、景気に左右されづらく長期に強い。
③ 日本企業が“株主還元を増やす時代”に突入している
2023年以降の東証改革で、
企業が株主へ利益を還元する流れが一気に加速。
具体的には
・自社株買い
・増配
・PBR改善
この3つが増えている。

還元ってそんなに大事なの?

還元=お金が投資家に返ってくるってこと。配当が伸びやすい環境なんだ。
今は“日本高配当株が伸びる時代”
・企業の利益は安定
・還元姿勢は強化
・NISAで配当が非課税
→ 初心者が資産づくりするには、今が追い風。
✅ 日本高配当株のデメリット
メリットが多い日本の高配当株だけど、
“弱点を知らずに始めると失敗しやすい”のも事実。
ここでは、初心者が特に知っておくべき 3つのデメリット をまとめるよ。
① 減配リスクはゼロじゃない
高配当株は
“利益から”配当を出している。
つまり、
業績が悪くなれば配当が減る(=減配)可能性がある。

配当ってずっと同じ金額じゃないの?

会社の利益が落ちれば減るよ。だから“業績が安定した企業を選ぶ”のがめちゃ大事。
▼ 減配が起きやすい企業の特徴
・利益が毎年バラバラ
・景気の波に超弱い
・借金が多い
・配当性向が高すぎる(利益以上に配当を出してる)
こういう会社は避けるのが鉄則。
② 銘柄が少ないとリスクが集中する
高配当株あるあるで危険なのがこれ。
✅「この株、利回り高いし1社に集中して買お!」
→ これが1番事故る。
1社の業績が落ちた瞬間、
あなたの資産が “直接ダメージ” を受ける。
ベストは“最低5〜10銘柄”で分散
・通信
・インフラ
・商社
・金融
・エネルギー
など、セクターをわけておくのが安全。
③ 課税がある(でもNISAなら完全クリア)
通常、配当金には
約20%の税金 がかかる。
・1000円もらっても800円しか残らない
・長期で見ると大きな差になる

え…税金そんなに取られるの…?

でも安心して。NISAなら配当が100%そのまま受け取れる。 高配当株とは相性最強だよ。
結論:弱点は“正しく選べば”ほぼ回避できる
・減配しにくい企業を選ぶ
・銘柄を分散する
・NISAで受け取る
これさえ守れば、
デメリットは大部分が消えるよ。
✅ 日本の高配当ETFが“微妙な本当の理由”
結論から言うと、
日本の高配当ETFは“長期で育ちにくい”仕組み になっている。
これが個別株よりおすすめしにくい最大の理由。
① 構成銘柄がコロコロ入れ替わる
日本高配当ETF(1478・1489・1499など)は
“条件に当てはまった企業を機械的に選ぶだけ”の仕組み。
だから…
・今年の上位銘柄が翌年には消える
・長期で持ちたい銘柄が突然削除される
・構成が安定しない
こんな現象が頻繁に起きる。

え…せっかく選んだのに、勝手に入れ替わるの?

そう。だから“長期で育つポートフォリオ”になりにくいんだよ。
② 分配金(=受け取るお金)が安定しない
ETFの分配金は…
・景気
・業績
・構成銘柄の変更
・リバランス(入れ替え)
これらの影響をモロに受ける。
結果
毎年の分配金に “上下のブレ” が大きい。
→ お小遣い収入として使いにくい。

今年は多かったのに、次の年めっちゃ減ってる…

それがETFの弱点。個別株みたいに“安定させる”ことが難しいんだ。
③ アメリカETF(VYM・HDV・SPYD)ほど完成度が高くない
アメリカの高配当ETF
・VYM
・HDV
・SPYD
これらは
✅ 運用歴が長い
✅ ルールが洗練
✅ 中身が安定
✅ 減配しにくい
という“世界トップクラスの完成度”。
一方、日本のETFは
・運用歴が浅い
・ルールが弱い
・突然の入れ替えが多い
まだまだ発展途上。
まとめ:ETFは“楽そうに見えて、育ちにくい”
・中身が安定しない
・分配金が読めない
・長期での成長が弱い
こういった理由で、
日本株で高配当をやるなら個別株のほうが圧倒的に有利。
✅ 配当が続く企業の見分け方
「どの銘柄を選べばいい?」
高配当株の一番むずかしいところはここ。
でも安心して。
✅ たった3つのポイントを見るだけで“減配しにくい企業”を見抜ける。
初心者でも絶対に使える、鉄板の基準をまとめるよ。
① 営業利益が“右肩上がり”になっているか
企業の配当は 利益から出る。
つまり、利益が伸び続けている企業は減配しにくい。
▼ チェックの仕方
・過去5年の営業利益を見る
・横ばい〜右肩上がりならOK
・急落が続く企業はNG

数字見るの苦手なんだけど…?

心配しないで。証券会社のアプリで“利益グラフ”を見るだけで判断できるよ。
② 自己資本比率40%以上(財務が強い)
自己資本比率=企業の“体力”の強さ。
40%以上あれば
✅ 倒れにくい
✅ 借金に依存しない
✅ 余裕をもって配当を出せる
という“安心企業”に近い。
▼ 40%未満の会社は…
・景気に弱い
・利益がぶれやすい
・減配しやすい
→ 高配当投資では避けてOK。
③ 配当性向50%前後が理想
配当性向=利益の何%を配当に回しているか。
・50%前後 → 無理のない配当
・70%超 → ちょっと危険
・100%超 → 利益以上に配当を出してる状態(アウト)

100%超えてる銘柄あるけど…?

それは“無理して配当出してる状態”。長く続く配当じゃないから避けよう。
まとめ:3つ見れば“優良高配当株”は簡単に選べる
- 営業利益が右肩上がり
- 自己資本比率40%以上
- 配当性向50%前後
この3つを満たしている企業は
✅ 配当が続きやすく
✅ 減配しにくく
✅ 長期投資に向いている
初心者でも“勝てる選び方”。
✅ 初心者でも失敗しない買い方(3ステップ)
高配当株で一番ありがちな失敗は
「買うタイミング」と「買い方」でつまずくこと。
でも大丈夫。
✅ この3ステップを守れば、初心者でも失敗しない。
① 少額で“コツコツ買う”のが最強
高配当株は“積み上げる投資”。
だから最初から全力で買う必要はない。
▼ これが理想のスタイル
・1〜2万円ずつ買っていく
・NISA枠内でじっくり育てる
・焦らず半年〜1年かけて揃える

一気に買ったほうが早く増えるんじゃ…?

むしろ危険。高配当株は“早さより継続”が勝つ投資なんだよ。
② 下がったときに“少し買い増す”が最も効率的
株価が下がったときは、
✅「安く買えるチャンス」
と考えるのがプロ思考。
● 例
・KDDIがいつも安定してるのに、
通信障害のニュースで3%下がった
→ 軽く買い足す
理由
・KDDIは業績も安定
・たまたま下がった“お得な瞬間”
こうすることで、
買値を下げて利回りを高められる。
✅ 絶対NG
「急落した…怖い…売ろう…」
これは高配当株で一番損する行動。
③ “毎月同じ額”を自動で積み立てるのが最適解
タイミングを読む必要はゼロ。
むしろ読もうとすると失敗しやすい。
✅ 毎月1万円
✅ 毎月2万円
✅ 毎月5銘柄を同額で買う
こういった“仕組み化”が長期投資の勝ちパターン。
まとめ:勝てる高配当投資は“ゆっくり・分散・習慣化”
・少額で積み上げる
・下がったらちょい買い増し
・毎月同じ額の積み立て
これだけで
✅ 長期で資産が勝手に増える仕組みが完成する。
✅ 高配当株の落とし穴(やめとけポイント)
高配当株は「やれば勝ちやすい投資」だけど、
この落とし穴にハマると一気に失敗しやすくなる。
✅ 初心者が絶対に回避すべき4つのポイント をまとめるよ。
① “利回りだけ”で選ぶのは危険
表面上の利回りが高い株ほど
✅ 株価が下がって利回りだけ上がっている
✅ 業績が悪化して減配予備軍
というケースが多い。

利回り5%って聞いたらめっちゃ良く感じる…

利回りは“結果”。
大事なのは“業績が安定しているか”だよ。
▼ 特に危険なパターン
・利回り6%以上で出来高が少ない
・最近大きく株価が落ちてる
・ニュースでネガティブ材料が多い
こういう銘柄は回避したほうが安全。
② REITだけに偏るのはリスク大
REIT(不動産投資信託)は利回りが高い。
でも…
・景気に左右されやすい
・金利上昇に弱い
・地価や空室状況の影響を受ける
→ 高配当だからといって集中すると危険。

REITって高利回りで人気だけど…?

REIT“だけ”はNG。
日本株+REITで混ぜるのはアリ。
③ 新興市場銘柄は配当が続きにくい
マザーズなどの新興市場は
✅ 利益が安定していない
✅ 配当方針がブレやすい
✅ 減配・無配に戻ることがある
「高配当に見えるだけ」で落とし穴になりがち。
④ 株価下落で“配当以上に損”することもある
配当5%でも
株価が10%下がったらトータルはマイナス。
高配当株は
✅“配当が安定している会社”を選ぶことが前提。

配当があるから多少の下落は大丈夫でしょ?

業績が悪い株だと下落が止まらないよ。
だからこそ“企業選び”がすべてなんだ。
まとめ:落とし穴は“選び方”を知っていれば避けられる
・利回りの高さに飛びつかない
・REITに偏らない
・新興市場を避ける
・業績と財務をチェックする
これだけで高配当株の失敗はほぼ防げるよ。
✅ では何を買うべき?
迷ったら“厳選5銘柄”から始めよう
ここまで読んで、
「選び方は分かったけど、
結局どの銘柄を買えばいいの?」
と思った人も多いはず。
そんな人に向けて、
✅ 毎月アップデートしている“日本高配当ポートフォリオ|厳選5銘柄”
を用意しているよ。

初心者でもこの5銘柄から始めていいの?

もちろん。
“最新月だけを同額で買う”のがルール。
過去月は一切買わない。
これなら誰でも同じ結果を狙えるよ。
このポートフォリオが初心者に向いている理由
● 毎月5銘柄だけに絞っている
→ 悩む必要なし
● 財務・業績・配当継続性をすべてチェック済み
→ 減配リスクを回避しやすい
● セクター分散も考慮
→ 1社リスクが少ない
● NISAと相性抜群の銘柄だけ厳選
→ 税金ゼロで配当を受取りやすい
✅ 次のステップはここから
👇 最新版をチェックして、今月から始めてみよう。


高配当株は“選んで・続けて・育てる”だけ。
今日から始めれば、1年後の配当がまったく違ってくるよ。
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