【S&P500 デメリット】信じ切っている人の注意点
こちらについて解説していきます!
結論

この記事でわかること |
①マイナスになる年もある |
②国際分散投資に勝ち続けるとは限らない |
③為替リスクが怖い |
こちらの3点について詳しく説明していきます!
今回の内容は超初心者向けですが、米国株に投資されている方は、おさらいとしてチェックしてみてください
①マイナスになる年もある

毎年プラスで運用できるとは限らない!
マイナスになる年もあります。
S&P500といえば、投資の神様ウォーレン・バフェットがこんな名言を残しました。
『自分の死後は、資産の90%をS&P500連動のインデックスファンドに、残り10%を短期国際に』
非常に有名な言葉ですね!
日本株のリターンが過去30年で年利1.5%なのに対して
S&P500のリターンは過去30年で年利9.5%を叩き出しています!
投資の神様のお墨付きであり、過去の実績もバッチリですね!
やっぱりS&P500に投資すれば、毎年儲かりそうだ!
こんな風に思ってませんか?
『実際は、S&P500に投資すれば必ず毎年プラス成績になる訳では無い!』
米国株の過去195年のうち57年=約30%
これだけ年次リターンがマイナスの年があります。
10年投資したら3年はマイナスリターンを経験することになります!
S&P500に投資すれば必ず増える!
これは間違いです。
短期的には、当然マイナスもあり得ます。
長期的にみれば、
プラスの可能性は高いですが、それも過去のデータにすぎないのです。
・未来のことは誰にも分からない
・マイナスになる可能性もある
この2つは、ちゃんと認識しておきましょうね^^
②国際分散投資に勝ち続けるとは限らない

国際分散投資とは、
アメリカだけではなくアメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジアなどの世界中に投資することです!
資産運用の世界では、『米国株集中投資か』『国際分散投資か』この話題が良く飛び交いますね!
ここ数年では、アメリカの一人勝ち状態が続いております!
米国株に集中投資している人達から見たら
『なんで、リターンの悪い日本や新興国なんかに投資してるの?』
こんな風に思われてしまいますね!
ですが、その理由は明確ですよね?
『アメリカが勝ち続ける保証はない』からですね!
過去のデータから見ても、
ここ数年は米国株が勝っていますが、過去には全世界株が勝っている期間もあります。
(勝ったり負けたりを繰り返している)
たまたま米国が勝ち続けているが、今後、どこまで勝ち続けるかは誰にも分からないのです。
③為替リスクが怖い

これはドルではなく、日本円で生活している日本人にとっては避けたくても避けられないリスクになります。
例えば、
1ドル100円の時にS&P500連動のファンドを買って!
売却時に1ドル80円だったとしたら
S&P500は値動きしていなくてもマイナス20%の損失を受けることになります。
S&P500連動ファンドを買うという事は、ドルベースで積み立てると言うことになります。
良くある勘違いとして、
楽天VTIなどのS&P500連動の投資信託は、日本円で買えますが、あれもドルに両替して買われています。
売る時も自動で日本円に戻してくれているだけです。
つまり、円で買っているけど、実際はドル建ての資産と同じなので為替の影響を受けてしまいます。
ただでさえ株式は値動きが激しいのに、そこに為替変動が加わると、かなり大きな金額が動いてしまいます。
S&P500という指数自体がいくら優秀でも、皆さんが日本に住む以上は、為替リスクは避けることはできないのです。
S&P500についてもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみて下さいね
まとめ

S&P500に投資すれば必ず儲かる!
コレは間違い!
・マイナスになる年もある!
過去のデータから見ても約30%がマイナスの年である!
毎年必ずプラスになるわけではない!
・国際分散投資に勝ち続けるとは限らない
勝ち負けは必ず循環するものです。
いつ『国際分散投資のターン』が来てもおかしくない状況ですね!
S&P500は、他のあらゆる投資に勝てる絶対の選択肢ではない!
・為替リスクが怖い
日本に住む以上、S&P500に投資すると、もれなく為替リスクが付いてきてしまう!
この10年だけを見ても、為替レンジは80円〜130円と大きく動いてます。
『為替リスクは小さくない』このことはしっかり覚えておきましょう!
以上、S&P500の注意点でした!
正しい知識を身につけて
自分に合った資産運用を実践していきましょうね!
知識ほどの武器は有りません!
これからもコツコツと勉強して
明るい未来を切り開いて行きましょう!
行動した人のみが豊かになれる時代です。
皆さんもすぐ行動に移してみて下さい!
最後までありがとうございました^ ^
コメント