この記事にはアフィリエイト広告を含みます。
時計のオーバーホールを頼むとき、基本料金だけで依頼先を決めると、返送料や部品代、保証の範囲を見落としがちです。宅配なら、送ってから断った場合の費用も先に把握しておきたいところです。
この記事では、WATCH COMPANYの公式情報をもとに、送料、運送保険、修理保証、キャンセルの条件を整理します。筆者が修理を依頼した体験談ではありません。条件の確認日は2026年10月23日です。
1.基本料金ではなく見積もりの総額で比べる
WATCH COMPANYは、オーバーホールの基本料金に交換部品代が加わる方式です。公式FAQには、交換部品が多いとメーカー修理の金額を上回る可能性も記されています。公式FAQ Q4
料金表を比較するときは、部品交換、外装の研磨、防水検査、送料まで同じ条件にそろえましょう。「どこまで含まれる価格か」が違えば、表示金額だけでは判断できません。
見積もりでは、直すために必要な作業と、見た目を整えるために選べる作業を分けて尋ねると検討しやすくなります。研磨を希望しない場合も、修理開始前に伝えてください。
2.送料無料でもキャンセル時の返送料は別
公式FAQでは、お客様都合のキャンセル時と修理代金1万円未満の場合、時計の返送料は利用者負担の着払いと案内されています。公式FAQ Q16
無料梱包キットにはクッションや着払い伝票などが入り、指定の方法で発送する流れです。「キット無料」と「どの場合も往復の費用がゼロ」は分けて考えましょう。無料梱包キットの案内
たとえば見積もりが予算を超え、修理せずに返してもらうなら、キャンセル料とは別に返送料を見込む必要があります。比較のためだけに複数店へ順番に送る場合も、辞退時の返送料まで含めて検討してください。
発送前に「今回は往路・復路それぞれ誰の負担か」「修理できなかった場合はいくらか」を確認すれば、あとから迷いにくくなります。
3.運送保険は上限と適用条件まで確認する
公式トップページには運送保険が適用される旨の表示があります。ただし、今回確認した公開ページだけでは、補償上限、免責事項、往復それぞれの対象範囲を特定できませんでした。時計の価格全額が補償されるとは断定できません。公式サイトの配送案内
高額な時計を送る前は、次の点を確認しておきましょう。
- 自分の時計の評価額まで補償されるか
- 紛失と破損で条件が異なるか
- 指定の梱包、配送方法、事前申告が必要か
- 往路と返送時の両方が対象か
- 事故時の連絡先と必要書類は何か
これは保険条件を確認するための質問例です。各項目が実際に補償されるという意味ではありません。回答が曖昧なら発送を急がず、持ち込みを含む別の預け方も検討するのが無難です。
4.修理保証と金銭補償は分けて読む
修理保証は完了日から原則1年、一部商品やアンティークは6か月。対象は同じ箇所の同じ不具合です。公式FAQ Q30
規約には水入りなどの保証対象外条件があります。また、修理後の補償は原則修理対応で、対応できない場合は購入価格ではなく残存価格や同等品の市場価格を基準に算定し、上限10万円と定めています。利用規約「修理保証について」「防水保証」
この修理後の補償規定を、そのまま運送保険の上限だと読み替えることはできません。保証期間、再修理の条件、金銭補償、輸送中の事故は、それぞれ別に確認しましょう。
特に「止まった」という同じ症状でも原因が違う可能性があります。不具合が再発したときの確認方法と連絡先、再送時の送料も、依頼前に聞いておくと安心です。
5.キャンセルは修理を承認する前に判断する
規約では、見積もり提示後のキャンセル料は無料ですが返送料は利用者負担です。修理進行を了承した後は原則キャンセルできず、事情によって修理代金全額の請求を受ける場合があります。
例外として、作業中に新たな不具合が見つかり再見積もりとなった場合は、キャンセル料なしとの記載があります。その場合の返送料は別途確認してください。利用規約「キャンセルについて」「お見積金額の変更」
「いったん進めてもらい、あとで他店と比較する」という順番は避けたいところです。承認前に総額、作業内容、納期を確認し、予算を超える追加作業が必要になったらどう連絡してもらうかも決めておきましょう。
6.メーカー修理も同じ条件で比較する
メーカーのサービス保証を重視するなら、正規窓口も候補に入ります。たとえばロレックスは、オーバーホール後に2年間有効な国際サービス保証書を発行すると案内しています。ロレックス公式のアフターサービス
ただし、保証の年数だけで優劣は決められません。自分の時計で受けられる作業、部品交換の範囲、保証対象、最終金額を確認する必要があります。別ブランドの条件をロレックスに当てはめることもできません。
この記事で整理した条件から考えると、WATCH COMPANYは、メーカー以外の依頼先も比較し、見積もりと保証条件に納得してから判断したい人の候補です。一方、メーカーのサービス保証を優先する人や、運送・修理後の補償条件に不安が残る人は、すぐ発送せず正規窓口や対面で相談できる店から検討するとよいでしょう。これは公式の推奨ではなく、本記事の判断です。
7.発送前と承認前の確認リスト
発送前に確認すること
- 型番と症状を伝え、受付できる時計か確認する
- キャンセル時と修理不能時の返送料を確認する
- 運送保険の金額と条件を自分の時計に照らして確認する
- 発送前の時計の状態と同梱物を写真で残す
見積もり承認前に確認すること
- 部品代や手数料を含む支払総額
- 研磨など希望しない作業が含まれていないか
- 予定納期と、遅れる場合の連絡方法
- 自分の時計に適用される保証期間と対象外条件
公式の依頼手順では、送り状の依頼主控えを修理完了まで保管するよう案内されています。見積もりや条件の回答も一緒に残しておきましょう。受付から納品まで
条件を把握してから見積もりへ
宅配の便利さを生かすには、送る前の確認が大切です。安さだけで決めず、断るときの費用と、万一のときの対応に納得できる依頼先を選びましょう。
WATCH COMPANYの公式案内で対象ブランドと依頼の流れを確認できます。
時計修理・オーバーホールの【WATCH COMPANY】はこちら
![]()
※最新の条件は公式案内と個別の見積もりをご確認ください。


コメント