ミドルグレードのオールラウンドロードバイクは、価格と性能のバランスが優れ、レースからロングライドまで幅広く対応できる万能モデルです。
ライダーのニーズに応えられるこれらのバイクは、多くのシーンで活躍します。
どのロードバイクが最適なんだろう?
まず、軽量で快適なフレーム、そして走行性能を引き出すギアセットやホイールの品質に注目しましょう。
さらに、バイク全体のバランスも考慮し、自分のライディングスタイルに合ったモデルを選ぶことが大切です。
この記事では、2024年に注目すべきオールラウンドロードバイクを6つ厳選し、選び方のポイントや各モデルのレビュー、購入時のヒントを詳しく解説します。
この記事でわかること
- 注目のオールラウンドロードバイク6選
- ミドルグレードロードバイクの選び方のポイント
- 各モデルのレビューとおすすめの特徴
- 購入時に押さえておきたいヒントやアドバイス
これを参考に、あなたに最適なのオールラウンドロードバイクを見つけましょう!
- 1. オールラウンドロードバイクとは?
- 2. オールラウンドロードバイクおすすめ6選
- 3. オールラウンドロードバイクの選び方のポイント
- 4. 実体験・レビュー: Émonda SL 5
- 5. FAQセクション
- 6. 結論
1. オールラウンドロードバイクとは?
オールラウンドロードバイクは、その名の通り、さまざまな地形や用途に対応できる万能なロードバイクです。
一般的には以下の特徴があります。
軽量であること
ヒルクライムから長距離ライドまで快適に対応できるように設計されています。
優れた剛性と反応性
パワーを効率的に伝えるため、スプリントや加速性能にも優れています。
快適性も考慮
長時間のライドでも疲れにくいジオメトリーや、路面の振動を吸収する設計がされています。
多様な用途に適応
ヒルクライム、平坦な道、レース、ツーリングなど、幅広い状況で使えるため、初心者から上級者まで満足できるバイクです。
このように、オールラウンドロードバイクは一台でさまざまな場面に対応できるため、特定の用途に特化したバイクを選ぶ必要がない方にとって最適な選択肢ですよ!
2. オールラウンドロードバイクおすすめ6選
- Trek Émonda SL 5
- Cannondale SuperSix EVO Carbon Disc
- Specialized Tarmac SL6
- Giant TCR Advanced 2 Disc
- Bianchi Sprint
- Merida Scultura 4000
Trek Émonda SL 5(トレック エモンダ SL 5)
- 重量: 約8.9kg
- 価格: 約40万円
- ドライブトレイン
Shimano 105 12速 - フレーム素材
OCLV 500シリーズカーボン
Trek Émonda SL 5のポイントとおすすめ理由
Trek Émonda SL 5は、軽量で高いエアロ性能を持つオールラウンドなロードバイクです。
ヒルクライムや高速巡航で特にパフォーマンスを発揮し、初心者から中級者まで幅広く対応可能です。
おすすめポイント
- 軽量かつ高剛性
OCLV 500カーボンフレームは軽量(約8.9kg)でありながら、剛性が高く、反応の良い設計。 - 12速のShimano 105
広いギア範囲がヒルクライムや高速ライドに最適。
軽量フレームとエアロ設計の特徴
OCLV 500カーボンフレームは、エアロダイナミクスを考慮した設計。
エアロチューブ形状により、風の抵抗を軽減し、スピード維持が容易です。
初心者でも使いやすいShimano 105 12速コンポーネント
12速ドライブトレインは、広範なギア範囲とスムーズな変速が魅力。
プロ仕様に近い性能ながら、初心者でも簡単に操作可能。
ディスクブレーキの安心感
Shimano 105油圧ディスクブレーキにより、雨天時でも安定した制動力を発揮。
特に下り坂やロングライドでの安全性が向上します。
快適なロングライドを実現する設計
28mmまでのタイヤ対応で、快適なライドが可能。
また、DuoTrap Sセンサーでライドデータを収集し、トレーニングに役立ちます。
Cannondale SuperSix EVO Carbon Disc(キャノンデール スーパーシックス エヴォ カーボン ディスク)
- 重量: 約8.2kg
- 価格: 約43万円
- ドライブトレイン
Shimano 105 11速 - フレーム素材
BallisTec カーボンフレーム - 空力性能
空気抵抗を最大30%削減
Cannondale SuperSix EVO の特徴とおすすめ理由
Cannondale SuperSix EVO Carbon Disc 105は、軽量かつ剛性の高い設計が特徴のロードバイクです。
空力性能も高く、特にヒルクライムや長距離ライドでパフォーマンスを発揮します。
フレームには独自のBallisTecカーボンを使用し、軽さと強度を両立しています。
おすすめポイント
- 軽量かつ剛性の高いフレーム
約8.2kgと軽量でありながら、優れた剛性によりスムーズなペダリングが可能です。 - 空力性能の高さ
トランケートエアフォイル(空気力学的に最適化されたチューブ形状)を採用し、従来のモデルに比べて空気抵抗を最大30%削減しています。
初心者にもわかりやすいShimano 105 11速コンポーネント
このモデルには、信頼性の高いShimano 105の11速ドライブトレインが搭載されています。
ギアレンジが広く、初心者でも簡単に操作できるため、ヒルクライムや高速巡航時にも対応可能です。105シリーズは、コストパフォーマンスに優れ、スムーズな変速が魅力です。
ディスクブレーキで安全な制動力
Shimano 105の油圧ディスクブレーキが搭載されており、どのような天候でも安定したブレーキ性能を発揮します。
特に雨の日や急な下り坂でも、安心してスピードをコントロールできるため、安全性が高いです。
ロングライドで快適なライドを楽しむための工夫
Cannondale SuperSix EVOは、30mmまでのタイヤクリアランスがあり、快適なライドフィールを提供します。
また、SAVEテクノロジーを採用し、路面の振動を効果的に吸収するため、長距離ライドでも疲れにくい設計となっています。
Specialized Tarmac SL6(スペシャライズド ターマック SL6)
- 重量: 約8.6kg
- 価格: 約45万円
- ドライブトレイン
Shimano 105 11速 - フレーム素材
FACT 9r カーボンフレーム
Specialized Tarmac SL6の特徴とおすすめ理由
Specialized Tarmac SL6は、軽量で剛性の高いFACT 9rカーボンフレームを採用しており、レースやヒルクライムでのパフォーマンスが非常に優れています。
UCI認定で、プロのレースでも使用されており、特に反応性が高いことが特徴です。
おすすめポイント
- 軽量かつ高剛性
フレームは軽量な約8.6kgでありながら、ペダルの入力に対する反応が非常に良く、特に登りでの性能を発揮します。 - 空力性能
スリムなチューブ形状と内部ケーブルルーティングにより、空気抵抗を減少させ、スピード維持が可能です。
Shimano 105 11速コンポーネントの特徴
Tarmac SL6にはShimano 105 11速のドライブトレインが搭載されています。
このコンポーネントは、上位モデルの技術を取り入れながら、コストパフォーマンスにも優れており、初心者から中級者まで快適に使えます。
11-30Tのギア比により、急な坂でもスムーズにギアチェンジが可能です。
ディスクブレーキで高い安全性
Shimano 105の油圧ディスクブレーキは、安定した制動力を提供します。
雨天時でも制動力を落とさず、ロングライドやレースでの安心感を高めます。
ロングライドでの快適性
Tarmac SL6は、30mm幅のタイヤに対応しており、荒れた路面でも快適に走行できます。
また、軽量で反応が良いフレーム設計により、長時間のライドでも疲れにくい設計となっています。
Giant TCR Advanced 2 Disc(ジャイアント TCR アドバンスド 2 ディスク)
- 重量: 約8.4kg
- 価格: 約38万円
- ドライブトレイン
Shimano 105 12速 - フレーム素材
Advancedグレードのカーボン
Giant TCR Advanced 2 Discの特徴とおすすめ理由
Giant TCR Advanced 2 Discは、軽量かつ剛性の高いAdvancedグレードのカーボンフレームを採用。
空力設計にも優れ、登りからスプリントまで幅広く対応できる万能バイクです。
おすすめポイント
- エアロダイナミクスと剛性の融合
フレームには、空気抵抗を抑えるチューブ形状が施されており、特にレースや長距離走行に適しています。 - Shimano 105の12速コンポーネント
スムーズな変速を提供し、様々な地形で安定したパフォーマンスを発揮。
Shimano 105 12速コンポーネントの特徴
このバイクには、信頼性の高いShimano 105 12速が採用されています。
広いギア範囲により、急な登りでも安定した走行が可能です。
また、スムーズなギアチェンジにより、初心者でも操作が簡単です。
ディスクブレーキでの安全な制動力
Shimano 105の油圧ディスクブレーキが標準装備され、悪天候でも優れた制動力を発揮します。これにより、雨天時や急な下り坂でも安全なライディングが可能です。
ロングライドやレースでの快適性
TCR Advanced 2 Discは、30mmまでのタイヤクリアランスを持ち、荒れた路面でも快適な走行が可能です。
さらに、軽量フレームにより長時間のライドでも疲れにくい設計となっています。
Bianchi Sprint(ビアンキ スプリント)
- 重量: 約8.7kg
- 価格: 約38万5000円
- ドライブトレイン
Shimano 105 12速 - フレーム素材
Sprintカーボンモノコックフレーム
Bianchi Sprintの特徴とおすすめ理由
Bianchi Sprintは、ロングライドや高速巡航に適したフルカーボンモノコックフレームを採用したロードバイクです。
このフレームは、一体成型による軽量かつ剛性の高い設計で、効率的なパワー伝達を実現しています。
また、エアロデザインが施されているため、速度維持が容易で、長距離でも快適なライドが可能です。
おすすめポイント
- フルカーボンフレーム
軽量で剛性が高く、加速やパワー伝達に優れているため、特に巡航性能が高い。 - Shimano 105 12速
12速の広いギア範囲により、登り坂やロングライドにも適した設計。
Shimano 105 12速コンポーネントの特徴
Shimano 105 12速は、高い信頼性とコストパフォーマンスを誇るミドルグレードのコンポーネント。
ギアチェンジがスムーズで、初心者でも操作しやすく、長距離ライドでも快適な走行が可能です。
ディスクブレーキでの制動力
Bianchi SprintにはShimano 105の油圧ディスクブレーキが搭載されており、どのような天候でも安定したブレーキ性能を発揮します。
急な下り坂や雨天でも安全にコントロールできるため、長距離ライドにも安心して使えます。
ロングライドでの快適性
Sprintのフレーム設計は、長距離ライドでも快適な乗り心地を提供します。
32mmまでのタイヤクリアランスがあり、路面の振動を吸収しやすく、荒れた道でも安定した走行が可能です。
Merida Scultura 4000(メリダ スクルトゥーラ 4000)
- 重量: 約8.6kg
- 価格: 約35万円
- ドライブトレイン
Shimano 105 12速 - フレーム素材
CF3フルカーボンフレーム
Merida Scultura 4000の特徴とおすすめ理由
Merida Scultura 4000は、軽量で剛性の高いCF3カーボンフレームを採用したオールラウンドロードバイクで、ヒルクライムやロングライドに最適です。
空力設計が施されたフレームは、長距離ライドでも快適な走行をサポートし、またスプリントや登りでも高いパフォーマンスを発揮します。
おすすめポイント
- 軽量で剛性の高いフレーム
CF3フルカーボンフレームは、軽さと強度を兼ね備えた設計で、特にヒルクライムで優れた性能を発揮します。 - 12速Shimano 105コンポーネント
最新のShimano 105 12速グループセットを搭載し、スムーズで正確なシフティングが可能です。広いギアレンジにより、登りや平地でもパワーを効率的に伝達できます。
Shimano 105 12速コンポーネントの特徴
Scultura 4000に搭載されたShimano 105の12速は、広いギアレンジを提供し、急な登りでも余裕を持って対応できます。
シフトの精度が高く、初心者でも簡単に扱うことができます。
ディスクブレーキで安心の制動力
このバイクは、Shimano 105の油圧ディスクブレーキを搭載しており、雨天や下り坂でも安定したブレーキ性能を発揮します。
どんなコンディションでも、安全で確実な制動力を提供します。
ロングライドでの快適性
Scultura 4000は、30mm幅までのタイヤクリアランスがあり、長距離ライドや荒れた路面でも快適な走行が可能です。
エアロダイナミクスを考慮した設計により、ロングライドでも疲れにくい設計となっています。
3. オールラウンドロードバイクの選び方のポイント
オールラウンドロードバイクを選ぶ際には、用途や走行スタイルに応じて最適なバイクを選ぶことが重要です。
ここでは、選び方のポイントを解説します。
- フレームの軽量性
- コンポーネントのグレード
- 快適性と剛性のバランス
- 用途に応じた選び方
フレームの軽量性
軽量なカーボンフレームは、特にヒルクライムや長距離ライドでのパフォーマンス向上に貢献します。
登りでの加速性が高く、スピード維持がしやすいため、ヒルクライムを意識したライダーに最適です。
- ヒルクライムを重視する場合、フレームの重量は特に重要な選択要素です。軽いフレームほど登りでの負担が軽減され、効率的にパワーを伝えられます。
コンポーネントのグレード
Shimano 105やUltegraなどのミドルグレードのコンポーネントは、信頼性と耐久性に優れています。
ギアチェンジの精度や操作感が高く、頻繁なメンテナンスを避けたい場合でも安心して使用できます。
- 高品質なコンポーネントは、ライド中の快適性と効率性を向上させ、長く使うほどその価値を実感できます。
快適性と剛性のバランス
長距離ライドでは、フレームの剛性が高すぎると、路面の振動を吸収できずに疲労が蓄積しやすくなります。
快適な走行を確保するためには、適度な剛性と快適性のバランスが重要です。
- フレームの設計やタイヤのサイズ、シートポストの素材によっても快適性は大きく変わるため、特にロングライドを楽しむライダーはこれらの要素を考慮しましょう。
用途に応じた選び方
バイクを選ぶ際は、自分の走行スタイルに合ったモデルを選ぶことが大切です。
- ヒルクライムやレース志向のライダーには、軽量かつ剛性の高いバイクが最適です。特に、反応性が良く、ペダルの力を効率的に伝える設計が重要です。
- ロングライドやツーリングを重視する場合、快適性を重視したモデルを選ぶと、長時間のライドでも疲れにくく、安定した走行が楽しめます。
オールラウンドロードバイクを選ぶ際は、フレームの軽量性、コンポーネントのグレード、快適性と剛性のバランスをしっかりと確認し、自分のライディングスタイルや用途に合わせて選択することが大切です。
4. 実体験・レビュー: Émonda SL 5
Émonda SL 5を実際に所有している私からのリアルな感想をお伝えします。
まず、軽量性に関して言うと、Émonda SL 5は「極端に軽いバイク」という印象ではありません。
実際に持ってみても、他の超軽量バイクと比べると少し重さを感じることがあります。
しかし、バイク全体のバランスが非常に優れているため、その重量がネガティブに感じられることはほとんどありません。
むしろ、このバランスの良さが、さまざまなシチュエーションで安定したパフォーマンスを発揮するポイントです。
ヒルクライムでも、「軽さで一気に登る」というよりは、バランスの取れた反応性のおかげで、登りでもリズムよくペダルを回せる感じがあります。
重さを感じつつも、しっかりと進んでくれるため、全体として無理なく登ることができます。
また、平地での安定性も高く評価しています。
Émonda SL 5は、重心のバランスが良く、巡航時の安定感が抜群です。
フレームの剛性が高いため、平地ではしっかりと速度を維持しやすく、長距離でも楽にペースを保てます。
Shimano 105 12速のギアは、さまざまな地形に対応でき、特に巡航や登りのギアチェンジがスムーズで使いやすいです。
ロングライドの快適性についても、長時間乗っていても体への負担が少ないのがÉmonda SL 5の魅力の一つです。
路面の振動を程よく吸収し、長距離走行でも疲れにくい設計となっています。
ただし、荒れた路面では少し硬さを感じることもあり、タイヤの空気圧やサドルポジションの調整で快適性を向上させる工夫が必要です。
Émonda SL 5は、「軽さ」よりも「バランスの良さ」が際立つバイクです。
ヒルクライム、平地、ロングライドのすべてで安定した走行を楽しめる一台です。
重さを感じることがあっても、その優れたバランスで、それを補う走行性能を提供してくれるため、初心者から中級者まで満足できるバイクと言えるでしょう。
さらに、軽量化により、ハイエンドモデルにも匹敵するスペックを実現できますので、コスパもいいですよ!
5. FAQセクション
Q1: オールラウンドロードバイクとは何ですか?
A: 平地、登り、ロングライドなど、様々なシチュエーションに対応できる万能型のロードバイクです。登りでの軽快さや、平地での高速巡航、長距離での快適性をバランスよく兼ね備えています。
Q2: ミドルグレードのバイクは初心者にも向いていますか?
A: はい。ミドルグレードのバイクは、性能と価格のバランスが良く、初心者でも扱いやすいです。また、品質が高いコンポーネントを採用しているため、将来的にステップアップする際にも安心して使い続けられます。
Q3: カーボンフレームとアルミフレームの違いは何ですか?
A: カーボンフレームは軽量で振動吸収性が高く、長距離やヒルクライムでの快適性が優れています。一方、アルミフレームは剛性が高く、耐久性に優れているため、コストを抑えたいライダーやタフな走行を求める人に向いています。
Q4: ロードバイクを初めて買う場合、どんなサイズを選べばいいですか?
A: フレームサイズはライダーの身長と股下の長さに基づいて選びます。各ブランドの公式サイトにはサイズガイドがあるので、それを参考にしましょう。また、できれば試乗してフィット感を確認することをおすすめします。
Q5: ディスクブレーキとリムブレーキの違いは何ですか?
A: ディスクブレーキは、悪天候や急な下り坂でも強力で安定した制動力を発揮します。リムブレーキは、軽量でメンテナンスが簡単ですが、雨天時や長い下り坂では制動力が劣る場合があります。
6. 結論
2024年のミドルグレードのオールラウンドロードバイクは、価格と性能のバランスが取れた優れたモデルが豊富です。
軽量性、剛性、快適性をバランスよく備えたバイクは、初心者から中級者まで幅広い層に対応しています。
自分のライディングスタイルや目的に合った一台を見つけて、快適なライドを楽しんでください。
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