奥多摩サイクリングガイド|初心者でも安心!おすすめコースと必需品まとめ

奥多摩は、東京からアクセスしやすい自然豊かなエリアで、ロードバイクを始めたばかりの初心者にも最適なサイクリングスポットです。

今回は、初心者でも安心して楽しめる奥多摩のサイクリングコースを紹介し、コースごとの特徴や持ち物、さらにおすすめの立ち寄りスポットまで解説します。

しっかり準備をして、奥多摩の大自然を満喫しましょう!


奥多摩サイクリング|おすすめコース3選

  • 奥多摩湖周辺ルート
  • 青梅街道から奥多摩湖へのコース
  • 奥多摩周遊道路ルート

奥多摩湖周辺ルート|初心者向けの完全ガイド

奥多摩湖周辺ルートは、初心者でも安心して楽しめる人気のサイクリングコースです。

湖畔沿いの道は、アップダウンが少なく、緩やかな坂道が中心なので、ロードバイクに初めて挑戦する方でも無理なく走れます。

風光明媚な湖の景色や、周囲の自然を楽しみながら、ゆっくりとリラックスした時間を過ごせるでしょう。


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コースの詳細

  • 距離: 約15km(片道)
  • 高低差: 約300m
  • 所要時間: 約1〜2時間
  • 難易度: ★☆☆☆☆(初心者向け)

このルートは、全長15kmの走行距離は、初心者にとってちょうどいい長さで、適度な運動と観光が両立できます。

途中に急な坂道はなく、比較的緩やかなアップダウンが続くので、脚力に自信がない人でも楽しめるのが魅力です。


走行中の見どころ

奥多摩湖大橋からの絶景

奥多摩湖大橋は、このルート最大の見どころの一つです。

晴れた日には、青く透き通る湖と背後にそびえる緑豊かな山々のコントラストが楽しめます。特に朝や夕方の時間帯には、湖面に光が反射して美しい風景が広がり、写真映えするスポットとしても有名です。

静かな湖畔の道

このルートの特徴は、湖沿いをゆったりと走れることです。

湖畔沿いの道は交通量が少なく、自然の中をのんびりと走れるので、サイクリングを楽しむのに最適な環境が整っています。また、道幅が広いため、初心者でも安心して走行できます。


おすすめの休憩スポット

奥多摩水と緑のふれあい館

コースの途中にある「奥多摩水と緑のふれあい館」は、湖を眺めながらリラックスできる人気の休憩スポットです。

館内にはカフェや展望台があり、景色を楽しみながら、軽食や飲み物を楽しめます。また、トイレや休憩所が完備されているため、長距離のライドでも安心です。

山のふるさと村

山のふるさと村では、自然体験や食事ができたり、湖を眺めながらのんびりと休憩することができます。日差しを避けられる木陰も多いため、暑い日でも快適に休憩できるスポットです。


さらに楽しむためのポイント

朝早く出発するのがおすすめ
朝の時間帯は、空気が澄んでおり、気温も快適です。観光客も少ないため、静かな湖の風景を独り占めできるかもしれません。また、日中は気温が上がるため、特に夏場は早朝に出発することで、快適なライドを楽しめます。

秋の紅葉シーズンが特におすすめ
奥多摩湖周辺は、秋になると紅葉が見頃を迎え、湖と紅葉のコントラストが非常に美しい景色を作り出します。10月下旬から11月初旬にかけては、紅葉狩りを楽しむサイクリストで賑わう時期なので、この時期に訪れると特別な景色を楽しめるでしょう。


奥多摩湖周辺ルートは、初心者でも気軽に楽しめるシンプルなコースです。美しい湖の景色を楽しみながら、快適に走れる環境が整っているため、初めてロードバイクに乗る方にもおすすめです。無理なく走れる距離なので、自然に囲まれた静かな道を走りながら、ゆったりとしたサイクリング時間を楽しんでください。

2.青梅駅から奥多摩湖までのコース|中級者向けガイド

このコースは、青梅駅から奥多摩湖を目指すルートで、距離が約30kmと少し長めのため、ロードバイクに慣れてきた方におすすめです。

距離はあるものの、アップダウンのバランスが良く、景色も変化に富んでいるため、飽きることなく楽しめます。

特に、多摩川沿いを走る部分は、川のせせらぎを聞きながら心地よい風を感じられる素晴らしい体験です。


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コースの詳細

  • 距離: 約30km(片道)
  • 高低差: 約600m
  • 所要時間: 約6〜7時間(急な坂道とダウンヒルが多い)
  • 難易度: ★★★☆☆(中級者向け)

このルートは、青梅市から奥多摩湖まで片道30kmの距離があります。坂道もいくつかありますが、急な勾配は少なく、程よい負荷で走れるため、中級者には理想的なコースです。

また、途中で立ち寄れる観光スポットが豊富にあるため、ライドの途中に観光を楽しむこともできます。


走行中の見どころ

多摩川沿いの美しい景色

青梅から奥多摩に向かう途中、特に多摩川沿いの景色は素晴らしく、自然の中をゆったりと走れるのが魅力です。川の音や風の涼しさが心地よく、癒されること間違いなしです。

川沿いの道は広く、走行しやすいので、サイクリングに最適な環境です。

歴史的な街並みと神社の散策

青梅市周辺には、江戸時代からの古い街並みや歴史的な神社が点在しており、ライドの途中で寄り道するのも楽しいです。例えば、青梅駅から少し離れた場所には「住吉神社」があり、自然に囲まれた静かな雰囲気の中で一息つけます。


おすすめの休憩スポット

澤乃井園

多摩川沿いに位置する「澤乃井園」は、自然豊かなロケーションにあり、庭園内を散策しながら日本酒を楽しむことができるスポットです。

サイクリングで疲れた体をリフレッシュするにはぴったりの場所です。地酒だけでなく、ソフトドリンクや軽食も提供されているので、休憩しながらゆっくり過ごせます。

もちろん飲酒運転は禁止ですが、ここでゆっくりと日本の伝統文化に触れることができるのも、このコースの魅力です。


さらに詳しい楽しみ方

川遊びを楽しむ
夏場には、多摩川の浅瀬で水遊びを楽しむことができます。サイクリングの途中で川に足を浸してリフレッシュすれば、気分もリセットされ、また快適にライドを続けることができます。

青梅市の観光とグルメ
青梅市は、昔ながらの街並みが残るエリアで、サイクリング途中に立ち寄る観光スポットとしても人気です。地元の食材を使った料理を提供するレストランも多く、青梅の名物「青梅うどん」など、ランチにぴったりのメニューが揃っています。

四季折々の自然を楽しむ
このルートは、春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は澄んだ空気の中でのサイクリングが楽しめます。特に秋は、奥多摩エリア全体が色とりどりの紅葉に包まれるため、紅葉狩りとサイクリングの両方を満喫できます。


青梅市から奥多摩湖へ向かうこのルートは、自然豊かな風景と観光スポットがバランス良く楽しめるサイクリングコースです。適度な距離とアップダウンで、ロードバイクに慣れてきた中級者にぴったり。観光やグルメも楽しみながら、リフレッシュできる時間を過ごしてください。


3. 奥多摩周遊道路ルート|上級者向けの詳細ガイド

奥多摩周遊道路ルートは、60kmに及ぶ距離と約1,000mの高低差があり、登り坂が多い挑戦的なコースです。特に、風張峠(かざはりとうげ)の登りは急で長く、ロードバイクに慣れている上級者向けのルートです。

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コースの詳細

  • 距離: 約60km
  • 高低差: 約1,000m
  • 所要時間: 約6〜7時間
  • 難易度: ★★★★★(上級者向け)

このコースでは、標高1,100mの風張峠を越えた後、爽快なダウンヒルを楽しむことができます。景色は圧巻で、天気が良ければ遠くの山々や風景が一望できます。

また、急なカーブや連続した坂道が多く含まれているため、体力や技術が求められるコースとなっています。


走行中の見どころ

風張峠のパノラマビュー

このコースの最大の魅力は、標高1,100mの風張峠から見える広大なパノラマビューです。特に秋の紅葉シーズンは絶景で、色鮮やかな景色を楽しむことができます。

天気の良い日は、奥多摩の山々が一望でき、空の上を走っているような感覚を味わえます。

都民の森

都民の森は、風張峠の手前に位置する自然公園で、登り途中の休憩ポイントとして人気です。ここにはカフェや展望台があり、登りの疲れを癒すのに最適なスポットです。自転車ラックも設置されているため、安心して休憩できます。

カフェでは軽食や飲み物を提供しており、リフレッシュしてから峠のラストスパートに挑むことができます。

道中の自然と静寂

奥多摩周遊道路は、車や人が少なく、静かな自然の中を走行できるのも大きな魅力です。特に、森や渓流に囲まれた道を進むと、都会では味わえないリフレッシュ効果が期待できます。


おすすめ休憩スポット

檜原村

風張峠を過ぎた後に現れるのが檜原村です。村の中にはいくつかの小さなカフェや地元の特産品を販売する店が点在しており、サイクリストにも優しい施設が整っています。峠越えの後の休憩におすすめです。


さらに詳しい楽しみ方

爽快なダウンヒル
風張峠を越えた後には、檜原村方面に向かう長いダウンヒルが待っています。標高1,100mからの急な下り坂では、スピード感と風を切る爽快さを存分に楽しむことができます。特にこの区間はカーブが多く、テクニカルな走行を楽しみながらも、安全にスピードをコントロールしながら下ることが必要です。適切なブレーキとライン取りをしながら、コーナーを抜けるごとに広がる景色も楽しむことができます。


奥多摩周遊道路ルートは、上級者向けの走りごたえのあるコースで、特に風張峠からのパノラマビューが最大の魅力です。登り坂とダウンヒルの両方を楽しめ、自然豊かな風景を味わえるこのコースは、挑戦する価値があります。

コース全体の高低差と距離を考慮し、体力を十分に温存しながら安全に走行してください。


季節ごとのおすすめタイミングと注意点

奥多摩のサイクリングは、季節によってその魅力が変わります。どの季節に行っても楽しめますが、特におすすめの季節と注意点を以下にまとめます。


新緑の季節で、木々が生き生きと茂り、美しい景色を楽しめます。気温も過ごしやすく、初心者にも最適。


山間部は涼しく、避暑地として人気。ただし、熱中症対策として、水分補給をこまめに行いましょう。


紅葉が見頃で、赤や黄色に染まった山々が美しい時期です。特に奥多摩湖周辺の紅葉は絶景!


寒さが厳しいですが、晴れた日は澄んだ空気の中で絶景を楽しめます。ただし、防寒対策はしっかりと。


持ち物チェックリスト|初心者でも安心!

奥多摩にサイクリングに行く際に、持っておくと便利な持ち物リストをまとめました。これを持って行けば、安心してライドを楽しめます。

  1. 補給食(エナジーバーやおにぎり)
  2. 水分(ボトルに水やスポーツドリンクを入れて)
  3. 簡単な修理キット(パンク修理セット、タイヤレバー)
  4. 予備チューブ
  5. ウェア(季節に合わせたサイクルジャージ、防寒着や雨具も忘れずに)
  6. スマホやGPS(緊急時の連絡やナビ用)
  7. GoPro

長時間のライドを安全かつ快適にするための装備として、ヘルメットやライトは必須です。

また、ライド中の景色やアクションを高画質で撮影したいなら、GoPro(ゴープロ)のレンタルが特におすすめです。GoProは防水性能も優れており、どんな天候でも安心して使用できます。

初めてGoProを使う方でもレンタルで手軽に試すことができるので、購入を検討する前にぜひ一度利用してみてください。


よくある質問(FAQ)

Q: 初心者でも奥多摩のコースを走れるの?
A: はい、奥多摩湖周辺のルートなど、初心者向けのコースも充実しています。最初は無理のない距離からスタートし、徐々に挑戦範囲を広げていくといいでしょう。

Q: 坂道が苦手でも楽しめますか?
A: 奥多摩湖周辺のコースはアップダウンが少なく、初心者でもゆっくり楽しめます。坂道が少ないコースを選べば、疲れにくいです。

Q: サイクリングの途中でお店はありますか?
A: 一部エリアにはカフェやコンビニもありますが、山間部では少ないので、事前に補給食や飲み物を用意しておくと安心です。


体験談: 風張峠と奥多摩周遊道路を走ってみた

最初は不安と緊張がありましたが、実際に走り始めてみると、すぐにその不安は消え去りました。奥多摩湖の周辺コースは、道幅が広くて交通量も少なく、安心して走行できました。特に朝早い時間に出発したため、静かな湖畔をほぼ貸し切り状態で楽しめたのが印象的です。

湖を回る間は、自然の美しい景色が広がり、湖面に反射する光と緑の山々が本当に綺麗でした。途中で、「奥多摩水と緑のふれあい館」に立ち寄り、湖を眺めながら軽く休憩。ここでは、コーヒーを飲みながら一息つき、しばしのんびりとした時間を過ごしました。湖を囲む山々が迫る感じが本当に心地よく、体もリフレッシュできました。

そこから先、奥多摩周遊道路に入ると、一転して上りが続きました。最初はなだらかな道が続いていましたが、風張峠に近づくにつれて勾配がきつくなり、体力的に厳しく感じました。それでも、頂上に到達すると広がるパノラマビューは圧巻で、達成感とともに疲れが一気に吹き飛びました。

ダウンヒルに入ってからは、カーブが多いものの、スピードを楽しむ爽快な走行ができました。風を切って下る感覚が楽しく、特に檜原村へ向かう道中では、木々の間から広がる景色が次々と現れて、自然の美しさに感動しました。慎重にブレーキをかけながらカーブを抜けるときのスリルもまた、ダウンヒルの醍醐味だと思います。

次回は、もう少し余裕を持って、このコースを再挑戦したいと思います。


まとめ|奥多摩でロードバイクを楽しむ

奥多摩は、四季折々の美しい自然に囲まれたサイクリングスポットであり、初心者から上級者までが楽しめる豊富なコースが揃っています。初心者向けには、比較的平坦な奥多摩湖周辺のコースや、緩やかなアップダウンを楽しめるルートがおすすめです。また、中級者には青梅街道から奥多摩湖へ向かうコースが、長い距離と適度な登りを楽しめる魅力的なルートとして人気です。

一方、上級者には、標高1,100mの風張峠を含む奥多摩周遊道路が、チャレンジ精神をくすぐるタフなコースとして知られています。急な上り坂を乗り越えた先には、絶景のパノラマビューが待ち構えており、体力を試すだけでなく、心地よい達成感を味わえます。

また、奥多摩にはサイクリング中に立ち寄れる観光スポットやカフェも点在しており、ゆっくりとした時間を過ごすこともできます。特に「奥多摩水と緑のふれあい館」や「都民の森」といった休憩ポイントは、自然の中でリフレッシュするのに最適です。

奥多摩サイクリングの楽しみ方

  • 初心者: 奥多摩湖周辺のコースを中心に、ゆっくりと自然を満喫しながらライド。
  • 中級者: 青梅街道から奥多摩湖へ向かうコースで、観光スポットを楽しみながら走行。
  • 上級者: 奥多摩周遊道路を走り、風張峠を越えるチャレンジとダウンヒルのスリルを体感。

奥多摩は、自然の中で心身ともにリフレッシュしながらサイクリングを楽しめる場所です。ぜひ、今回紹介したコースやポイントを参考に、充実したサイクリング体験をお楽しみください!

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