【自分年金の作り方】自分年金を作るべき理由
こちらについてメリット、デメリット踏まえて解説していきます。
- 自分年金を作る8つのメリット
- 自分年金を作る5つのデメリット
- 自分年金の作り方
モデルケース

例えば
22歳で就職
投資額は年間48万円(月4万円)
配当利回り4%超の高配当株を買い続ける
受け取った配当金も全て再投資すると、
40歳の時点で資産額は1000万円を超える!
投資元本864万円
配当金312万円
投資総額1176万円
税引き後で配当利回りを3.5%にすると、40歳以降の配当金は年間41万円になります。
そしてここからはステージチェンジさせます!
追加投資はもうしない!
配当金再投資もしない!
理由としては、40代は家計を維持するのが一番難しい時期だからです。
もし子供がいれば教育費の負担が徐々に大きくなってくる頃です!
高配当株を売らなきゃいけない!
こんな事態にならないようにする事が重要になります。
この時点で追加投資をしなくても配当金は増えていく可能性があります!
それは増配の可能性があるからですね!
増配とは?
企業の業績が好調だと毎年100円払っていた配当金を来年から110円にアップさせたりする!
これを増配と呼びます!
アメリカなどでは50年60年連続で増配を続けている企業もあります!
仮に増配率を3%とすると
追加投資なしでも、40歳の時は年間41万円でも!65歳の時は年間88万円になります!
毎年必ず3%増配する必要はありません!
計算上、結果的に年平均3%以上増配していれば大丈夫だからです!
40歳から65歳の間に受け取れる配当金は約1600万円にもなります。
40歳で新規積立をストップしているのにこれだけの金額をもらう事ができます。
1600万円あれば子供2人の高校・大学の教育費を出してあげるにも、自分の趣味に没頭するにも十分な金額ですよね?
更にこれだけの出費をしても、65歳以降は毎年88万円の配当金が得ることが出来るんです。
一旦ここまでの流れを整理してみます!
5つのステップ
- 22歳〜40歳まで、860万円分の高配当株を買う
- 22歳〜40歳で得られた配当金312万円もその都度、 高配当株に再投資する
- 40歳で、投資ストップ!お金を使うフェーズに移行する
- 40歳〜65歳までに1600万円の配当金を受け取り、使う
- 65歳以降は毎年88万円の配当金を受け取り、使う
これが高配当株で自分年金を作る一連の流れになります!
ここからは、こちらのモデルケースのメリット・デメリットについて説明していきます!
高配当株で自分年金を作る8つのメリット

①流動性が高い!
iDeCoの場合は、60歳になるまでお金を引き出す事ができません!
高配当株の自分年金の場合は、
いつでも高配当株を売却して現金に変える事が出来ます!
②小額から大きい受給額が作れる
しっかりと増配が続けば65歳時点で入金額約1176万円(配当金の再投資含む)に対して年間88万円の配当金が得られます!
③65歳を待たずに即受給スタート出来る
65歳を待たずに40歳の時点から現金の受け取りがスタートするため、現役時代の家計も楽になる!
④手間がかからない
配当金は完全な不労所得です。
不動産所得などとは違いメンテナンスや管理する必要が殆どありません。
高配当株ファンドを買っておけば成績の悪くなった企業を運営者が勝手に入れ替えてくれます。
⑤インフレに強い
インフレが起こるとお金の価値が下がリマス。
インフレ対策としては現金ではなくインフレに強いモノを持っておく必要がある!
そして株式はインフレに強いです。
企業が保有する土地や建物等は値上がりし企業が提供する商品・サービスも値上がりするからです。
株式を持つと言うことは『企業の一部を保有すること』なので、インフレの耐性がある資産と呼べますね。
⑥増配により受給額が増えていく!
株式の配当金は増配により増えていく可能性がある!
いつまで長生きするかわからない100年時代の中で、もらえる額が上振れする余地は大きなメリットになります!
⑦終身年金である
企業が存在する限り、配当金は支払われ続ける!高配当株による自分年金は終身年金になります。
⑧次世代に引き継げる
高配当株による自分年金は、元本の切り崩し(株の売却)を想定していないので、金の卵を産むニワトリを売ってしまう必要がないと言うことです。
したがって次世代にも引き継いでいけるんです。
しかも、土地や家屋と違って親族で分け合う事も簡単にできます!土地や家屋だと2つに分けたり出来ないですよね?
子供たちに金の卵を産むニワトリを相続することにより、老後不安やお金に対してのストレスを軽減して生活を送らせてあげることができます。
次にデメリットを紹介していきますね!
高配当株で自分年金を作る5つのデメリット

株式なのでハイリスク!
株式とはこの世の中に存在する金融商品の中でもっともリスクの高い資産の一つ!
①元本割れリスク
②減配リスク
③為替リスク
④資金効率が悪い
⑤大金持ちにはなれない
①元本割れリスク
株価は時に−40%−50%と平気で値下がりする!2年連続で−40%の暴落が起きると、100万円は36万円にまで減少する。
(売らない前提なので鋼のメンタルをお持ちの方は関係ない!)
②減配リスク
株式には減配リスクがある。
(配当金が減ってしまうこと)
企業の寿命は人間より短い!
(100年続く伝統ある企業は本当に数少ない)
企業が成功し続けるというのは簡単な事ではない!
なので減配の可能性が少ない企業の株を選ぶ必要がある!
③為替リスク
外国株式の場合は為替リスクもある
1ドル110円で買った米国株が1ドル80円のレートになったら−28%の下落(株価は同じでも)
100万円の米国株を持っていたら72万円になってしまうと言うこと!
ただ逆もある。円安にふれたらプラスになることもある!
株価暴落・減配・円高の3種の神器が揃うと、とんでもないダメージを受けて資産が減っていきます。
リーマンショックの時に、この3種の神器が揃ってしまいましたね・・・
④資金効率が悪い
配当金は支払われる度に税金がかかる!
そのため税金の分だけ複利の力が弱くなる
例えば
毎年5%の利回りの株があったとする!
100万円の株から毎年5万円の配当金がもらえる!
この5万円を配当として受け取って再投資すると、
5万円を受け取った時点で20%の税金が掛かってくる
配当金5万円−税金1万円=4万円の配当金
合計104万円の再投資となる!
⑤大金持ちにはなれない投資法
大金持ちになれる可能性はゼロと思った方が良いいです。
資産が5倍10倍一発逆転だ!みたいな投資方法ではなく、地道にコツコツ積み立てながら確実に利回り数%を狙う方法だからですね。
これが高配当株の自分年金のメリット・デメリットになります!
最後に
増配率3%とは現実的なのか?

高配当株とは株価ではなく企業の業績に着目し続けることが重要になってきます!
米国株の場合は、非常に株主還元を重視しており、そうそう減配することはありません!
むしろ増配傾向が高いです!
高配当米国株ETFの「HDV」などだと過去5年平均で年7%の増配をしています!
高配当株ETFとは、高配当株を数十〜数百銘柄集めたファンドです。
勿論この業績がこの先続くとは限りませんが、過去の業績から見ても長期投資であれば増配率3%はまだまだあり得る数字だと思います。
まとめ

高配当株で自分年金を作る
8つのメリット
- ①流動性が高い
- ②小額から大きい受給額が作れる
- ③65歳を待たずに受給スタート
- ④手間がかからない
- ⑤インフレに強い
- ⑥増配により受給額が増える
- ⑦終身年金である
- ⑧次世代に引き継げる
5つのデメリット
- ①元本割れリスク
- ②減配リスク
- ③為替リスク
- ④資金効率が悪い
- ⑤大金持ちにはなれない
メリット・デメリットを踏まえて適正なリスクを取りながら金の卵を産むニワトリを育ててみてはいかがでしょうか?
もし興味がありましたら、下記の記事で詳しく何の銘柄を買えば良いのか?など分かりやすく解説してますのでぜひ参考にしてみて下さい!
行動した人のみが豊かになれる時代です。
皆さんもすぐ行動に移してみて下さい!
最後までありがとうございました^ ^
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