儲かるタワーマンション投資!メリット・デメリット「資産になる家とは?」
こちらについて解説します。
タワーマンションとは、20階建以上の高層マンションを指します。
タワマンに投資なんて莫大な資金が必要で現実的ではないと思いますよね?
しかし、これから解説する内容は、資産形成にとって重要なコトですので最後まで読んでみて下さいね。
多くの人は、家は資産だ!と思い込んでいます。
正しくは、資産になっている家もあれば、負債になっている家もあるという事です。
ただ、多くの家は負債になってしまっています。
大切なのは、『家は資産か?それとも負債か?』ではなく、”自分が”『資産になる家を買えるかどうか』です。
タワマンの話は、自分には無関係な話に思えるかも知れませんが『資産になる家とは何か?』ということを考える点で、学びがあると思います。
- タワマンのデメリット6選
- タワマンのメリット7選
- 資産になる家とは?
こちらの3点について解説します。
タワマンのデメリット6選

- ランニングコストが高い
- 移動に時間がかかる
- 引越し代が高い
- ベランダが使えない
- 風や地震で揺れる
- 騒音
1つずつ見ていきましょう。
ランニングコストが高い
マンションは、保有している限り毎月かかるお金があります。
代表的なのが、管理費と修繕積立金です。
タワマンの平均管理費は、月15,726円で、マンション全体の平均管理費の約1.4倍になります。
平均修繕積立金は、月11,060円でマンション全体の1.1倍になります。
毎月の支払いなので、バカにできない数字ですね。
移動に時間がかかる
エレベーターで30階から1階に降りようとしたら、ノンストップでもそれなりに時間がかかります。
それなのに、通勤時間帯の様なラッシュの時間帯では、さらに時間がかかります。
各階でいちいちストップするからですね。
まさに各駅停車です!
さらに、エレベーターを呼んでもなかなか来ないことも多いです。
待機時間もバカになりません。
駅徒歩3分のタワマンなのに、最上階から1階に降りるのに3分以上かかるという摩訶不思議な現象も起きがちです。
引越し代金が高い
エントランスから部屋までの距離が長いため、その分養生をする枚数が増えます。
さらに大型のベットや家具など、吊り上げでベランダから搬入することが出来ないので、モノによっては解体が必要になります。
タワマンならではの面倒臭さのせいか、引越し料金は、通常の物件と比べ2倍ほどを見ておくと良いでしょう。
ベランダが使えない
タワマンは、上層階になればなるほど風が強くなります。
そのため、規約上、そもそも洗濯物を干すことが禁止されていたりします。
もし干せるとしても、強風で飛ばされる可能性を考えると『干したくても干せない』状態だったり、ましてや、階下の人に直撃したら”万が一”が起こりうる重量物は絶対に置けません。
風や地震で揺れる
タワマンは、柔構造といって、自らが揺れることでエネルギーを逃す仕組みになっています。
このせいで、強風や地震があると、地味に揺れます。
特に、上層階ほどその傾向が顕著です。
酔いやすい人は、このようなデメリットも把握しておくと良いでしょう。
騒音
意外かもしれませんが、外部の音は高層階に行くほどうるさく感じます。
高層階に行くほど、周りの音を遮るモノが無いために、遠くからの騒音が混じり合って大きく聞こえてしまいます。
- 大通りを走る車の音
- 線路を走る電車の音
- 遠くを走る救急車のサイレン
- そして、強風の音
上に行けば騒音とはおさらば!とはいかないみたいですね。
タワマンのメリット7選

- 眺望が良い
- 日当たりが良い
- 利便性が高い
- セキュリティが高い
- 耐久性・防音性に優れる
- ステータス
- 資産価格が上がる
こちらも1つずつ見ていきましょう。
眺望が良い
タワマン高層階の特権と言えば、やはり眺望です。
25階とか50階とか、展望台があってもおかしくない高さですよね。
毎日毎晩、素晴らしい景色を眺めることができます。
毎年の花火大会を自分の部屋から眺めるのは格別でしょう。
たとえ、皆さん自身は眺望に関心がなくても、世の中には、一定数以上の『眺望が好きな人』がいるわけです。
その一方で、眺望の良い住いはそれほど多くありません。
需要>供給の状態が続いているわけですね。
要するに、眺望の価値の根源は『希少性』ということです。
日当たりが良い
とにかく高さが高いので、一般的に『採光が悪い』とされる北向きなどのお部屋でも十分光が入ってきます。
自分より高い建物が周りに建つリスクも低いので、日当たりを重視する人にとっては最高の環境になります。
利便性が高い
タワマンの多くは好立地で、建物内の設備も充実しているなど、かなり便利に作られています。
一例ですが
- 駅近、徒歩1分
- 高層階にはプールやジム
- 1階はコンビニ、カフェ
- その他に、ゴミ出し24時間OK
- キッズルームやゲストルーム完備
- さらにはバーラウンジやシアタールーム
利便性という点では、タワマンに勝る一般住宅は今後も登場しないでしょう。
セキュリティが高い
- オートロック
- モニター付きインターホン
- 防犯カメラ
この辺りは当然として、
- エレベーターを動かすにはセキュリティーカードが必須
- 部屋の鍵はディンプルキー×2箇所
- 24時間有人管理
- 出入り口も複数
といった感じで、かなり充実しています。
耐震性・防音性に優れる
タワマンというと、一般的な高さは60m以上。
地震大国である日本に、それだけの建物を建てるわけですから、大抵は、それなり以上にしっかりした造りになっています。
要するに、
- 地震が来ても倒壊する危険性は低い
- お隣さんとの騒音トラブルも少ない
もちろん、タワマンなら完璧というわけではなく、
- 埋立地の物件で、地震による液状化現象のリスク
- 実はそれほどグレードの高くない建物で、隣人の生活音が響く
こういった落とし穴も、ないわけではありません。
物件ごとに要チェックですが、『タワマン全体の傾向としては耐久性や防音性に期待できる』といった感じです。
ステータス
タワマンを語る上で外せないのが、やはり嬉しいステータス感です。
誰しも一度はタワマンに住んでみたいと思ったことはないでしょうか?
タワマンに住むとは憧れそのものです。
タワマンに住んでいるだけで差別化ができてしまうぐらいのステータスを得ることができます。
資産価値が上がる
これが、タワマンの最大のメリットです。
タワマンの資産価値が落ちにくいどころか上がっている。こういったデータがあります。
そもそも、ここ数年首都圏のマンション価格は上昇し続けています。
こちらのグラフを参考にしてみて下さい。

タワマンの資産価値は、10年15年と住んで古くなっているのに、買った時より値上がりしている!という物件がゴロゴロしています。
仮に、ランニングコストや金利の支払いで年間100万円かかるとしても・・・
10年のキャッシュアウトが1,000万円
10年のでの値上がり益が2,000万円
このような場合なら10年間タダで住めたどころか、多額のボーナスも貰えた!みたいな感じですよね!
もちろん、タワマンにも『勝ち組』と『負け組』が存在します。
タワマンなら全部大丈夫!ということではありません。
とはいえ、傾向として『タワマンの資産価値は高い』というのは知っておいて良いと思います。
共働き夫婦が1億円近いペアローンを組むと、『あいつら、何かあったら終わるな!』と言われていました。
ですが、蓋を開けてみたら、こういう人が爆益を出していて、堅実に3,000万円のローンを組んで一軒家を建てた人の純資産が、値下がりでマイナスに…
こういうことが起きているのが、今の日本です。
- 値下がりする3,000万円の家より
- 値上がりする1億円の家の方が安い
これも1つの現実ですね。
私は、基本的にマイホームは負債になる可能性の方が高いと思っています。
ですが、タワマンの値上がりに関しては『参りました』以上のコメントはありません。
現段階では、資産価値の高さを認めざるを得ないですね!
資産になる家とは?

なぜ、タワマンの資産価値は高いのか?
それは、『需要が多いから』です。
要するに人気が高いからですね!
不動産というのは、需要の多さが命です。
語弊を恐れずにいえば、大切なのは『皆さん自身』が、その物件を魅力的と感じるかどうかではなく、『他の人』が、その物件を魅力的だと感じるかです。
もう少し丁寧に言えば、需要が供給より多い状態になっているかですね!
タワマンが建つような土地は、超大手の企業がお金をかけて調査しています。
『ここなら売れる、良い場所だ』と確信しているような土地です。
私たち個人が『ここは将来性がある』と勝手に予想した土地と大企業が莫大な費用をかけて『将来性がある』と判断した土地
どちらが有望な可能性が高いですか?ということです。
そもそも、マイホームには2つの側面があります。
①家族の幸せを叶えられる居住空間
②不動産投資
ここで、①の側面を重視する人は、ブームに乗る必要はありません。
資産価格がどうとか、お金に束縛された考え方は捨てて、自分の理想を現実にすることに注力すれば良いからです。
マネーハイスクールでは、お金の勉強を発信しているので、資産価値に焦点を当てていますが、この考え方も全然アリですよね!
一方で、②の側面を重視する人は、需要バランスやトレンドを意識するべきです。
タワマンの資産価値が落ちにくいのは、
- 人気の街で
- 駅近の好立地で
- ハイグレードな建物を独り占めできるからです。
人気のない街で、あんなに大きな建物を建てるリスクをとる業者はいません。
ステータス・眺望という『希少性』は、ちょっとやそっとの事では揺らぎません。
それに加えて、日本でもアメリカ同様『貧富の二極化』が進んでいます。
タワマンみたいな高いモノ買えないよ!と思う人が沢山いる中で、新築マンションの抽選倍率が何倍にもなるほど、お金持ちの人も沢山います。
タワマンには希少性があるのに、タワマンを買えるようなお金持ちは増えている
これが見逃せないトレンドの1つなのです。
お金に余裕がある人は、相続税対策などでもタワマンを求めるので、その需要はますます多いものになります。
多少高値掴みしても、節税額を考えると余裕でペイするという事ですね!
もし、あなたが『資産性の高い家』を求めているなら、『需給バランス』や『トレンド』を意識してみて下さいね。
自分が、なぜ、その家を欲しがるのかよりも、他の人が、なぜ、その家を欲しがるのか?
ここを突き詰めて考えることが大切です。
トレンドは変化するモノなので、その変化を敏感に感じ取りましょうね!
自分一人で将来有望な建物を探すのは不安という人は、”プロにサポートしてもらう”というのも選択肢の1つになり得ますね。
無料相談するだけでも価値はあると思いますよ♪
まとめ

今回は、この3点について解説しました。
- タワマンのデメリット6選
- タワマンのメリット7選
- 資産になる家とは
タワマンのデメリットはこの通り
- ランニングコストが高い
- 移動に時間がかかる
- 引越し代が高い
- ベランダが使えない
- 風や地震で揺れる
- 騒音
一方で、タワマンのメリット7選はこの通りです。
- 眺望が良い
- 日当たりが良い
- 利便性が高い
- セキュリティが高い
- 耐久性・防音性に優れる
- ステータス
- 資産価格が上がる
資産になる家とは
需要の多さが命。人気のあるモノに順張り投資すること。
ミーハーになって『人気の理由』を探す人の方がチャンスを掴みやすいです。
タワマンに限らず、資産になる家を探すのであれば、需要が多く、希少性のある物件を探してみて下さいね!
自分の価値観で物事を測ってはいけませんよ!
以上、儲かるタワーマンション投資でした。
知識ほどの武器はありません。
これからもコツコツ勉強して、明るい未来を手に入れて下さいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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